息子との散歩の途中、キラキラ光る川面に鳥たちが日向ぼっこをしています。 そんな光景を目にする何気ない瞬間でも、心を穏やかにしてくれる時間になるものです。 落ち着いた気持ちになれると、日常の小さな出来事も違って感じられます。 これは、自分がプラスの氣を発しているから、周りからもそれに応じたプラスの氣が集まってくるという、氣の性質によるものです。 真氣光研修講座では「洗心の為の指標」として、心の状態を大きく二つに分けて説明しています。 「プラスの氣を引き寄せる心」―強く・明るく・正しく・我を折り・宜しからぬ欲を捨て・皆仲良く相和して・感謝の生活。 「マイナスの氣を引き寄せやすい心」―憎しみ・妬み・嫉み・羨み・呪い・怒り・不平・不満・疑い・心配心・咎めの心・いらいら・せかせかする心。 マイナスの氣を引き寄せてしまう心は、過去への後悔や未来への不安がきっかけとなって起きる感情です。 つまり、できるだけ「今」に意識を向ける、特に良いのは体を使って今できる行動に集中できるとよいわけです。 とはいえ、瞬間瞬間に集中していくのは修行僧ではないので難しいものです。 研修講座では、いろいろな「誓いのことば」を唱和していますが、例えば目覚めの誓いでは「ただいま私は、目覚めさせていただきました。 ……私は今日一日、あらゆることに全力を出しきって、生きることを誓います」というように、今日という「今」に絞っています。 一日という単位なら、イメージしやすく実践的です。 例えば、朝起きて窓を開け、新鮮な空気を深く吸い込む。 好きな飲み物をゆっくり味わう時間を作る。 家族や同僚に「ありがとう」と声をかけてみる。 そんな小さなことの一つひとつが、プラスの氣を引き寄せる行動になります。 さらに、誰かの良いところを見つけて伝える「いいとこ探し」ができれば最高です。 家族の何気ない優しさを言葉にする。 職場の同僚や店員さんの笑顔に「ありがとう」と返す。 こうした行動は、相手だけでなく自分自身にもプラスの氣をもたらしてくれます。 今、病気で大変な状況の人、家族の介護で余裕がない人もいるかもしれません。 しかし、自分の気持ちが明るくなれば、それは周りの人にも良い影響を与えます。 なかなか行動を起こせないという人も、真氣光にはいろいろな氣グッズがあり、これらを使っている時は、プラスの氣を引き寄せる行動になります。 プラスの氣は、どんな人にも必ず存在していて、一生懸命応援しようとしてくれています。 今この瞬間のプラスの氣を引き寄せる行動が、さらなるプラスの氣を呼び、ますます明るい日々へと導いてくれるはずです。
