素直な心で、より豊かな人生を

 区役所には子どもの遊び場があるものですから、妻はよく息子を連れて出かけています。
きょうは、そのついでに区役所の食堂で、家族で昼食を食べました。
息子には、うどんを持参しているので食べさせて、我々は蕎麦と定食です。
私がオーダーしたものをトレイに入れて、二人が座っている席まで持っていくと、息子は「おー」と大声で喜びます。
うどんは食べ飽きているのか?このぐらいのことで、そんなに喜びを表現しなくても良いのですが…良く言えば、感情表現が豊かです。
こっちは、周りの人の目があって少々恥ずかしいです。
日頃、美味しい物を与えていないようですから…。
 ところで、大人になると、子どもの頃のように素直でいることが難しくなるものです。
日常生活では、周りの目、つまり他人の意見などがありますし、他との関わりの中での失敗体験、マイナスの氣の影響など、様々な要因によって、私たちは素直な心を持ち続けることが難しくなるようです。
 先代は、「素直は無邪気に通じる」とよく言っており、まるで子供のような無邪気さを持ち合わせておりました。
子供たちを見ていると、大人のように複雑な思考や感情を持たず、自分の心に実に正直に、目の前のことに夢中になります。
 このような素直な心を持つことは、邪気という私たちの心や体に一見悪い影響を与えるマイナスの氣の影響を少なくすることにも繋がります。
自分の心に正直に、自分の体を動かせると、私たちの氣は自然と高まります。
さらには、守護霊のように私たちを守ってくれているプラスの氣の応援も受けやすくなるのです。
 素直な心を保ち続けることは、決して簡単なことではありませんが、少しずつでも良いので、日常生活の中で素直な心を実践していくことが大切ですね。
 例えば、1,「人の話を先入観を持たずに聞くこと」→つい自分の考えや体験から判断しがちになるものです。
さらには2,「自分の間違いを素直に認めること」→自分が正しいと思い込みがちで、なかなか認められません。
また3,「感謝の気持ちを言葉で伝えること」→わかっていても身近な人には難しいものです。
 これら、些細なことからでも始められると良いですよね。
私にとっても課題です。
 無邪気に通じる素直な心は、私たちにいろいろな良いことをもたらします。
心身の健康はもちろんのこと、人間関係や仕事、そして人生そのものをより豊かにしてくれるでしょう。
ぜひ、素直な心を生活の中で実践してみてください。