先日、「会長は苦しかったマイナスの魂さんの話はしますが、プラスの魂さんの話はないのですか」という質問を受けました。確かに私は、苦しかった辛かったと言われる魂が、氣を受けている人の口を借りて出て来て、だんだん楽になり光の世界に消えて行く話をずいぶんしています。それはその際、貴重な気づきをくれ、それが多くの人にも参考になるものですから、できるだけ紹介しようとしているのです。光り輝く魂さんも、本当に必要なことがあれば出てくる時もあります。しかし、たいていはその人自身を尊重し、自然なかたちで見守ってくれているのです。そして何か、ふとしたところで、力になってくれているのです。時には一言、「見守っているよ」とか「一生懸命やってるね」「ありがとう」などの話が出ることがあります。いつも力になってくれていることでしょうが、それをいちいち恩着せがましく長々と「私は○○をしてあげた!」とは言われないものですから、この紙面を埋めるほどの話にならないのです。今回は質問に答えるため、A さん母娘の話しをしてみたいと思います。会 長セッションでの事ですが、お母さんと大学生の娘さんが氣を受けにいらしたのです。親元を離れて生活している娘さんのことは、お母さんも気になるようで、前から氣グッズをいろいろ持たせていました。その日は帰省していた娘さんが戻らなければならないので、氣を受けさせたいとセッションに連れて来られたのでした。セッションがもう終わるころでした。そばにいた方から、A さんのご先祖様が出て来たのです。手を伸ばして娘さんに触れようとすると「おお冷たい、おお冷たい」と言います。私は何のことだろうと思いながら、お二人に集中的に氣を送りました。「一生懸命守ってるんだけど、冷えるからたくさん集まってくるんだ」私は、「冷える???」と思いながら娘さんを見ました。彼女は若いですから、最近のファッションです。よく見ると、まだ寒いのに裸足です。ズボンも今風の股上が短いタイプで、かがむと腰が出てしまいます。私たちの身体は冷えるとエネルギーを失うようにできていて、そこにマイナスの魂さんが集まる傾向にあります。私はピンときました。彼女のファッションがマイナスを集めていて、ご先祖様がそれらから一生懸命に娘さんを守ってくれていたのです。私がそれを説明すると、お母さんもそれが気になっていたらしく、彼女もその意味がわかり、皆でありがたいご先祖様に感謝したのでした。どんな人にも、どんな時にも、光溢れる魂たちが私たちを見守ってくれています。決してそれを忘れてはならないのです。