視野を広げよう

 先日、台所でコーヒーを淹れているとき、不意に戸棚の扉に頭をぶつけてしまいました。
これはちょっとした不注意かもしれませんが、「視野を広げなさい」というメッセージとも捉えられるので、きょうは視野が狭くなるということについて考えてみました。
 ところで視野が狭くなると、様々な不都合や問題が生じる可能性があります。
氣の観点から考えるとマイナスの氣が視野を狭めるのですが、まず第1に 新しい機会や可能性を見落としやすくなります。
プラスの氣による応援というカタチで現れる様々なチャンスを逃す原因となり得るわけです。
2番目には、物事を異なる角度から見る能力が低下し創造性が制限されるので、問題解決や新しいアイデアが乏しくなる可能性があります。
3番目に偏見や先入観が強くなるので、人に対する誤解が生じて人間関係に悪影響を及ぼすことがあります。
さらには 自分の限られた視野に固執するので、ストレスや不満を増加させたり、新しい知識やスキルを学ぶ機会を逃しやすくなり、その人の成長が阻害されるなどが考えられるでしょう。
ですから、視野を広げようとすることは、マイナスの氣を遠ざけ、より充実した人生を送るために重要なことなのです。
 ところで、何が原因で視野が狭くなるのか?マイナスの氣の影響が付け入る隙が、どのような所にあるのかという観点で考えてみると、まず精神的、肉体的なストレスや疲労が上げられるでしょう。
さらには毎日同じことの繰り返しや特定の情報源にのみ依存して安心していると、知らないうちにマイナスの氣は新しい視点に気づかせないようにしたり、 新しいことへの恐れや先入観を持たせたりします。
 ですから、毎日の生活の中でしっかりと真氣光を受けながらマイナスの氣の影響を受けにくくするのですが、さらに自分自身で視野が狭くなっていないか気をつけるとともに、視野を広げるための努力を怠らないことです。
 それには、日常とは異なる経験を積むこと、いろいろな人との交流、読書をすることなどで、新しい視点が得られます。
真氣光研修講座をはじめ真氣光レッスン、さらには本紙やハイゲンキマガジンをうまく利用していただきたいと思います。
 また、日々の行動や思考を振り返ることで、自分の視野の限界が分かり、それを超える努力に結びつけられます。
研修講座では「1日の反省をし明日への誓い」を書いて貰うようにしていますが、例えば、日記をつけることでも自分の考えや行動を客観的に見ることができます。
 簡単に対策を上げてみましたが、今年一年、皆さんが自分自身の「視野を広げる努力」をしていただきたいと思います。