先代の命日が近くなり迷惑をかけたことを思い出す

 現在我が家は、生後50日になろうとする息子のペースにふり回されております。
区が紹介してくれたりする産後ヘルパーなる方々のおかげで、本当に助かってる次第です。
急に大声で泣かれると、どうしたらよいのか本当に困ります。
私の場合、まだまだ「楽しい修行」は始まったばかりですが、いろいろ思い出されるのは自分の小さかった時のことです。
両親には、相当に迷惑をかける存在だったろうなと推測できるからです。
 自分で言うのも恥ずかしい話ですが、私は相当な泣き虫で、息子よりもっと激しい泣き方をしていたと思うからです。
かすかに覚えている記憶では、デパートで大泣きして母を困らせたこと度々、病院に入るだけで泣いていたこと等々。
そろそろ先代の命日(12/11)ですが、本当に迷惑をかけたと思うのは、父ではダメで母がいないと泣いていたことです。
当時、たぶん父は、私が男なのに、そんなに泣き虫ではどうしたものかと考えていたことでしょう。
 親になってはじめて、親のありがたみが分かるとは言いますが、いざ、自分が経験すると、他人事が自分事になって、他の人への感謝心が激増したり、他の人の素晴らしいところが見えてくることがよくあります。
 このような話は、自分が経験すればわかることですが、経験せずとも、どれだけ他人の立場に立って物事を考えられるようになるか?これが自己成長にも繋がり、より豊かな人間関係を築けるようになるポイントだと思います。
実際には経験せずとも、話を聞いて考えを巡らすことでも、できることがありますので、私が心がけていることをシェアしてみます。
 まずは、相手の話を注意深く聞き、理解しようとします。
相手の言葉だけでなく、氣の観点も含めた感情や背景を感じながら共感できるようにしています。
また、ふだんの日常生活でも、自分とは異なる立場の人々の視点から物事を考えてみるのも大事だと思います。
例えば、通勤中に見かける人々の様子や、ニュースで報じられる出来事について、その人がどのように感じているかを想像することです。
私は、その他にも、既に亡くなった人の話、つまりマイナスの氣が話す内容も同じようにしています。
他にも、特定の人物を想定し、その人の考え、感じていること、見ていること、行動などから考えたり推測したりします。
例えば、遠い故郷を後にして姉妹で生活していたという義母さん。
その義母さんとの関係に苦痛を感じているお嫁さんから相談を受けたときなど、その人、その人の視点から考えてみることで、より深い理解と共感が生まれ、良い氣を届き易くしているような気がします。