私の母として生きてくれたことに感謝

私は子供の頃、母に「ピアノが習いたい」と言うと「ピアノは大人になってから役に立たない」と言われ、中学に上がる時に「剣道部に入りたい」と言ったら「剣道はお金がかかるからやめておきなさい」と言われました。
以前の私は、そんな経済的に叶わなかったことばかりを覚えていました。
母が亡くなってから、母が私を時々手芸用品店に連れて行ってくれたことを思い出しました。
小学3年生の頃、母は私に編み物を教えてくれて、私は自分で作ったマフラーや手袋(ミトン)等を使っていました。
中学では家庭科クラブで洋服を作っていました。
高校で合唱部だった私は、大人になり、東京交響楽団や名古屋交響楽団等の第九の合唱団員として参加し、自分で作った黒のロングスカートを履て歌っていました。
母は、いつも子供に必要なものを考えてパートで稼いだお金の中から買い与えてくれました。
亡くなるまで、私の母として生きてくれたことに感謝しています。
そして、母のことを思い出させてくださり、母に氣を送る機会を与えてくださった母の日の「真氣光レッスン」に感謝します。
(愛知県 Mさん)