国中がWBCでの日本優勝に湧いていて、まだ興奮冷めやらぬというところでしょうか?私も、一つひとつの試合ばかりではなく、選手たちの素晴らしい部分を目の当たりにして、そちらも興味深く、勉強になりました。 このような国際舞台で、日本チームの活躍をきっかけに、日本人の価値観の良いところが世界に伝わってくれると嬉しいですね。 氣の観点を踏まえて、私の感想を箇条書きにまとめてみます。
まず第1に洗心のための指標にある「皆仲良く相和して」のチームワークです。 一人ひとりが個人の技術を高めるということはもちろん大事ですが、それだけでなく日本チームはチーム全体の力を高めることにも注力しているところがポイントで、これがチーム全体の氣のエネルギーを高めています。 辛い時にも嬉しい時にも皆とともに分かち合えることにより、大きなバネになるばかりか、かけがえのない体験となり次に繋がるのだと思います。
第2に忍耐力です。 今回の試合を観ていて、一点差での逆転勝ちなど、相手が優位に立っている場面でも、粘り強く戦い続ける姿が多く見られました。 第1のポイントとも相まって、日本の粘り強さや忍耐力が発揮できたように思うのです。 困難に直面した時にも決して諦めずに頑張れることの大切さ、これは私たちが先祖の代から受け継いできたものであり、頑張ろうとするから多くのプラスの氣の応援が受けられるように思います。
第3に敬愛にもつながる礼儀です。 国際試合ではいつもそうですが、今回もまた、戦いの場ではあっても相手を敬い、礼儀正しく接する選手たちをたくさん見せてもらいました。 相手に対して「敵という悪者」を作らない、そればかりではなく観客やファン、全ての人をも大切にし感謝する姿勢です。 これはマイナスの氣を寄せつけず、多くのプラスの氣を味方にできる心の持ち方でしょう。
第4に自分をさらに高めようという精神です。 大谷選手をはじめ日本チームは、常に自己への挑戦と高みを目指す精神に溢れていたように思います。 限界を作らず自分自身を超えるために努力することの大切さは、どんな人にも大事なことであり、それがマイナスの氣を遠ざけプラスの氣の応援を受けやすくするのだと思います。
ところで私は、先週末には霧島での研修に集まっていただいた皆さんの中に、これら4つを感じておりました。 昔々から神々としての多くのプラスの氣が存在している天孫降臨の地とも言われるところで研修ができたのも日本だから、この新しい宇宙からのエネルギーを受け入れてもらえたのだと感じています。 このエネルギーを使って、さらに多くの人に輝いてほしいと思うのです。