まずは自分ということ

 私は、'92年に先代が開催していた1週間の氣の合宿に参加しました。
当時は医療気功師養成講座と健康回復講座という名称でしたが、先代は'94年に講座の区別を無くして真氣光研修講座にしています。
私は、これに参加して大きく考え方が変わるとともに、体がラクになるという氣の効果を強く実感しました。
そして、私のようなサラリーマンの他、主婦や学生など、誰にも氣の考え方は大切だと思い、この会社に'93年に入社しました。
今から考えれば、氣が中継されるというハイゲンキについて、真氣光という氣のエネルギーを空間から集めて放出するという仕組みも良く分かっていませんでしたが、30年が経過した今では、氣の考え方と真氣光の氣のエネルギーは、私の中で絶対的な基本軸になっています。
 ところで、当時の講座で私が学んだことは、自分の氣は心と密接な関係があり、自分が良い方に変われると、その氣が周りにも及ぶので、まず自分の氣を変えるということがポイントで、さらに、外から真氣光のエネルギーを取り込めると、自分の心が作り出すプラスの氣と相まって相乗効果が働き、周りにプラスの氣が拡がりやすくなるという点です。
10/14の本ニュースで「人や周りのせいにするのではなく自分がどのように変われるのか?と書きましたが、洗心のための指標を参考に自分が良い方向に変わるということがとても大事なのです。
 研修講座では朝の呼吸法の時間に、「いろいろな宗教の中から集めた良いことば」を声に出して読むことをしています。
配布している行持集の中には、自分がどのように変わったら良いのかというヒントがたくさんありますが、今日は二つを抜粋してみます。
 平和のための祈り(アッシジ・聖フランチェスコ)「ああ、神よ、我をして御身の平和の道具とならしめ給え。我をして憎しみある所に、愛をもたらしめ給え。・・・・ああ、主よ、我をして慰めらるるを求めずして、慰むることを求めしめ、理解さるることよりも理解することを、愛さるることよりも愛することを、求めしめ給え。・・・」。
 ネイティブ・アメリカンの祈り「おお、偉大なる霊よ。風にその声を聞けしもの。そして世界に生命を授けたまうもの。私の願いを聞きたまえ!私は小さく弱きもの。あなたの強さと叡智を求めている。・・・私は強さを求める。私の兄弟より偉くなるためではなく、私の最大の敵である己自身と闘うために。・・・」。
 私たちは、つい周りに「こうして欲しい」と思ってしまいますが、まずは「自分」であり、さらには弱い心を持つ自分が最大の敵ですから、真氣光をしっかりと受けていただきたいと思うのです。