私が帰宅すると、妻はパソコンに向かいインターネットで何やらお買い物中でした。
またダイエット関係の物でも?と思い覗いてみると、父の日に実家にプレゼントを送るのだということ、そういえばもうそんな時期なんですね、忙しさに追われすっかり忘れておりました。
反省です。
ところで妻は、以前いただいたお菓子が美味しかったので、それを送るのだと言います。
昔ならデパートに行って何にしようかと悩むところから始まるのでしょうが、今はインターネットで買い物ができるから、プレゼントの買い方もずいぶん様変わりしたかもしれません。
電車に乗って、あちらこちらに出向き、時には店員と話しをして選び、伝票を書いて送ってもらっていたのですから、インターネットが普及して体力と時間が随分と節約できたというものです。
ここで氣の観点から重要なことは、便利になった分だけ、プレゼントする人への思いが少なくならないようにしたいということです。
人の思いは見えないエネルギーであり、それは氣です。
思いやりなど誰かのことを思うということはプラスの氣が届くと言うことで、逆に妬みや恨み、怒りなどマイナスの氣とは相手に与える影響が全く違います。
さらに大事なのは自分が出している氣に同調して周りから似たような氣が集まりますから、どんな心で生活するかということは自分のためにも大切なことなのです。
プレゼントのように、その方の立場にたって何をすれば喜んでくれるかということを考えたり、それを頭に描いて面倒でも体を動かしているあいだは、プラスの氣が送られているということになるわけです。
思いを向ける、気にかける、さらには生きている人ばかりではなく既に亡くなっている人への思いも、同じように氣というエネルギーです。
そして宇宙からの真氣光というエネルギーは、自分がそれを受けながら誰かを思うことで、プラスの氣を上乗せして送ることができるのです。
先代である私の父は、たくさんの気功師を養成したいと20年前に研修講座を始めた人です。
真氣光の気功師とは医療に携わる人ばかりではなく、主婦がお友達に氣を送ったり、学校の先生が生徒達に、サラリーマンが上司に、美容師がお客さんに等々、使われ方は実に様々です。
父は生前、すべての人が良い氣の中で暮らせるようになることを望んでおり、今でもあの世で活躍していると思います。
そういう意味では、私がこの記事を書けたことも父の日の僅かばかりのプレゼントということになるかもしれません。
(中川 雅仁)
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