(5)氣は心

昨日テレビでニュースを見ていたら、「そごうと西武百貨店、経営統合後初のお中元商戦の出陣式」というのが目に入りました。早いもので今年も約半分が過ぎ、お中元の季節になったのですね。デパートでは、どこも商品を充実させて顧客獲得作戦を展開しているようです。この不況の中ですから、私達消費者は財布の紐も閉め気味にならざるを得ません。お中元選びも「氣は心」というところでしょうか。
 ところで昔から使われるこの言葉、ことわざ辞典で調べてみました。「わずかな物でも自分の誠意は示したいということ。また、それが相手に通じるということ。」とありました。さらに「あまりことわざらしい形ではないが、江戸中期の『尾張俗諺』に収められている京都方面のことわざを集めた「京師通諺」にあるから、少なくとも当時はことわざとして認定されていたと思われる。」と載っていました。江戸時代から人々の中に氣の言葉は浸透していたようです。もう少し、私なりの解釈を加えてみましょう。氣は特別なものではなく、どんな人も持っている心から発せられるエネルギーです。何か物を差し上げる時に、何にしようかと一生懸命その方の事を考えたときに、その心から発せられる氣が相手に伝わるというものです。心から氣が発せられるのですから、これは物をあげるときばかりではありません。毎日の生活の中で眠っている時以外は、私達はいろいろな心の状態を持っています。仕事をしている時、話している時、何かを心で感じて、知らないうちに氣を発しているのです。ところで心の状態というものは、大きく分けるとプラスとマイナスの方向があります。他の人を思う心、楽しくウキウキした状態はプラスの氣を発し周りを幸せにします。そのような人をたくさんつくるために、先代は真氣光を教えられたのでしょう。
 また氣グッズの作り方が、まさしく「氣は心」の原理なのです。私は氣グッズがメーカーで作られSASに入ってくると、氣入れ室に入れて氣入れをします。「この氣グッズを使う人に、真氣光の光が届くように」と強く思い氣を入れるのです。すると私の心が宇宙の何処かに届き、氣を発する物つまり氣グッズに変わるのです。このように作られた氣グッズは、それを贈る人のプラスの氣も増幅します。ですから、お中元に限らず、贈り物には最適なのかもしれません。