意識をうまく使おう

 

 今日から、東京センターでの2泊3日の真氣光研修講座が始まりました。
1990年の開講当初から、氣・心・体の三つの側面から総合的に高めることを目的にした講座です。
私は、人というものを構成しているこれらの要素が密接に繋がっていると、お話ししています。
例えば、ストレスなどで気持ちが落ちると体の調子が悪くなり、さらにその時には氣も落ちるのです。
ですから、真氣光の氣のエネルギーが良いからといって、氣を受けることだけやっていても、あまり効果はありません。
研修では、宇宙からの真氣光を取り入れ、氣を高めると同時に、体もヨガを利用して良い方向に、心も講義や行法で良い方向に変えていこうということなのです。

 心について、研修では「洗心のための指標」に代表される講義や行法を通して学んでもらっていますが、心は広く捉えると意識とも言えます。
私は、氣とは電波みたいなもので波動的な性質があると説明しております。
テレビやラジオもチャンネルを合わせるとNHKなどの電波を受信するように、周りにある氣に対して心や意識が、チャンネル合わせをするような役目をしています。
ですから、真氣光という良い氣を受けようと意識できることで、氣は受けられますし、気持ちが落ち込むとマイナスの氣とチャンネルが合い、その影響を受け易くなるということです。

 良くないことに意識を持っていくと、そちらに波長が合ってしまい、周りの空間にあるマイナスの氣の影響を受けますので注意が必要ですが、それが分かっていても、なかなか変えられないことがあります。
マイナスの氣の影響を強く受けてしまっていて、そちらにロックされているのです。
誰かに良い氣を送りたいと思うのも、そちらに意識を向けることで送れますが、マイナスの氣も同じです。
真氣光を受けながら、そのようなマイナスの氣を意識することで、それらにエネルギーが届きやすくなり、受けている影響を小さくできます。

 意識の世界では、世界中どこにでも行けますし、過去に遡るのも未来へ行くことも自由自在です。
できるだけ楽しいこと、ワクワクすることなどプラスのほうに意識を合わせてプラスの氣に波長を合わせられるようにすることです。
そして、嫌なこと、後悔、不安や心配、怒りなど、マイナスの氣を感じたなら、それをしっかり意識して真氣光で光に変えるとともに、それへの対策をたて行動していくのです。
プラスの氣を取り込むのも、真氣光を利用してマイナスの氣を光に変えるのも、意識をうまく使うことなのです。