(61)光を失った魂が増えている

最近は、考えられないような凶悪な犯罪が多いですね。
いろいろなことがあると慣れてしまったのか、少々の事では驚かなくなってきました。
さらにはテレビや新聞のニュースを真剣に見たり読んだりしていると、どんどん気持ちが暗くなりますから、防御反応のように自然に遠ざけていたりします。
 私はこの数年、強い危機感を抱いていることがあります。
それは亡くなって肉体を失ってしまったのに、あの世といわれる世界に帰れない、エネルギーを失った魂が増え、地球上にいろいろな弊害をもたらしていることです。
病気ばかりではなく、常識では理解できないような事件や事故など、さまざまな問題が私たちの身のまわりに生じているのも、このことと無縁ではないと私は考えています。
 この地球では、飢餓やそれによる病気で毎日2万5千人ちかくが亡くなっています。
飢餓や紛争のない日本でも、交通事故や自殺などで毎年百万人以上の人が亡くなります。
亡くなった人の魂は、まわりに存在するマイナスに傾いた魂の影響が強いと自らの魂もエネルギーを失うのです。
つまりマイナスの氣が分厚く蓄積してできてしまった暗い霧のようなものに閉ざされて、立ち往生する状態です。
むこうからの光も届かず、またこちらの魂のエネルギーも弱くて、行くべきところを見つけることもできない。
魂は霧のなかで、たったひとり、ここはどこなのだ? と自問自答しながらどこにも行くことができません。
魂の世界は、死のない、無限とも思える時間が続く場所ですから、迷いは深くとてもつらいものです。
 こうした光を失った魂は、自分がどこにいるのかもわからず、自分自身ではどうすることもできません。
身近な血縁者や縁ある人にすがったり、ときには自分とよく似た波動を持つ人の体に入ってしまうこともあります。
それによって体調不良や病気になったり、ストレスが増えたり人間関係が悪化する、などなど・・・「魔が差す」こともあり得るでしょう。
昔に比べると、よほど自分がしっかりしていないと、ほんの少しの「隙」にマイナスの氣が同調してきて雪だるまのようになりやすいのです。
今、縁あって真氣光を知ることになった皆さんが毎日の生活の中で真氣光を受けていただくということは、自分自身の魂のエネルギーを強めて「隙」をつくらないばかりか、周りにもたくさんのエネルギーを与えることになります。
ですからハイゲンキをはじめ、身のまわりのあちらこちらに氣グッズを配置して活用していただきたいと思うのです。
(中川雅仁)
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