(59)百聞は一見にしかず

私の本「絶望を希望に変える氣の力」を読んで、無料体験会に来られる方がいらっしゃいます。「百聞は一見にしかず」と言いますが、目には見えない、科学でも捉えられない氣というものを知るうえでは、このことわざがとても参考になります。ことわざ辞典で調べてみると、『人の話を百回聞くより、自分の目で一度見る方が確かだということ』と、あります。昔の人は古くから自身の体験を通して感じていたことなのでしょう。 百聞ですから何回も聞くということです。聞くということにより、誰もが自分の頭の中で想像することでしょう。しかし、特に自分の体験に無いことは想像できないものですから、実感となって湧いてこないということで、実際に目にすることとは格段に違うということになるのだと思うのです。例えば、私は北海道育ちですから、東京で就職するまでは、富士山を見たことがありませんでした。富士山が日本一の山とは聞いていたものの、目の当たりにし、さらには登ってみて初めて、その大きさと美しさを本当の意味で実感できたように思います。そして、もう少し付け加えるなら、私は小さい頃からテレビでも、富士山の映像を見ていたのですが、当時それも想像の範囲内でしかなかったことを痛感したのでした。ですから、「目の当たりにする」という体験は、聞くことよりも目にすることの方が、情報量が多いという単純な話だけではなく、その場で体験しなければ、その場の雰囲気、つまり見えない氣を感じられないということになり、そこがポイントだと思うのです。 科学技術が進んで、ビジュアルな情報が多くなり、バーチャル・リアリティという仮想空間も体験できる時代になりました。話で聞く範疇をはるかに越え、何でも分かりやすくなっています。それ自体は素晴らしいことですが、それだけで何でも分かったような気にならないように注意が必要です。そこには氣が関係していて、実際に体験することとは大きく違うからです。 真氣光研修講座を何回も受講している方が、「今回、…がはじめて分かりました」と言われることがよくあります。私は、今までいろいろなことを聞いていても、マイナスの氣が邪魔をするように働いて、分からないようにさせられていることがあるのだと思うのです。研修で真氣光のエネルギーが充電されていくことと、各種行法や講義などによる何らかのきっかけで、影響を受けているマイナスの氣に意識が向くことで、スイッチがはいったように光が届き、それが消えて行くことで分かるのだと思うのです。百聞は一見にしかず、ぜひ研修講座に参加してみてください。
[追記]古いハイゲンキの下取りセールに、予想を超える反響をいただき、ありがとうございます。ハイゲンキとホワイトセラミックヘッドが欠品していますので、今回のセール対象商品すべてについて期間を3月末日まで延長させていただきます。

(中川雅仁)