500倍スティックヘッドとグラン・トリノ

私は映画を見る時、手に500倍スティックヘッドを握っている。
アクション場面が心臓に衝撃を与えないために(笑)。
クリント・イーストウッドが主演・監督。
アメリカも日本も子や孫と断絶し、頑固で孤独な老人は多いものだ。
ベトナム戦争に従軍して勲章を持ち、フォード車のビンテージ・スポーツカー「グラン・トリノ」を大切にしている主人公。
日本で言うなれば、高価なお宝を持ち、紫綬褒賞・旭日章をもらった老人を重ねて映画を見た。
500倍スティックヘッドのお蔭で、氣づきと新しい発見があった。
一つは、老人に対して理解が深まったこと。
二つは、「モン族」について新しく知り得たこと。
モン=クメール語族は、代表的な言語にカンボジア語、モン語、ベトナム語がある。
隣に住むベトナムからの移民・モン族一家とその親族との交流を通して、モン族の言語、衣装、慣習、食べ物等を垣間見ることができた。
ますます人種を越えて、世界中が仲良く暮らせますように。
(Nさん)
グラン・トリノ:© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.
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