ひとくち歳時記「さくら開花前線」

 今年の冬は、寒気が日本付近に流れ込みやすく、寒い日が続きました。
桜は一定期間寒さにさらされることが刺激となるため、寒さにより休眠打破は順調に進み、花芽は成長しやすい状態となりますが、花芽の成長が進む1月下旬以降から2月にかけて非常に厳しい寒さとなっため、花芽の成長は2月末時点ではやや遅れ気味でした。
しかし、3月に入ってかなり暖かい日が多くなったため、2月の遅れを取り戻す形で、平年より早い開花となりつつあります。
ちなみに東京は3月17日に開花しました(靖国神社)。
今週末はお花見日和となりそうです。
(本社 加藤)
[menu][次へ]