真氣光を受けていて、その人ではない全く違う魂が話を始める場合、一番多いのは痛みや悲しみ、苦しみなどを訴える症状です。氣を受けている本人は意識がはっきりしていて、何故こんなに苦しくなるのかと思いながらも、どんどんマイナスの症状が出てくることもあります。私が推測するに、その時現れている魂は、「どんなに辛いのか」という自分の今の状態を、わかって欲しいのです。マイナスに心が傾いた魂には、光がありません。つまり、真っ暗闇の中にいるのですから、自分しかわかりません。他にもっと辛い体験をして苦しんでいる人が居たとしても、それを見ることができないのです。ですから、「何故自分だけが、こんな目に遭わなくてはならないのか」「こんなに苦しんでいるのは自分だけだ」と、自分一人でどんどんマイナスの方に考えてしまいます。
このような魂は、辛い状態で自分が存在していることを誰かにわかって欲しくて、似たような気持ちを持つ人や子孫の誰か、あるいは何かご縁のある方に、同じような病気や体験をさせてしまうことがあるのです。
しかし、生きている我々でも経験することですが、誰かにそれをわかってもらえたと感じた時は、何か救われた気持ちがするものです。意識の同調(共鳴)作用が働き、線で両者が結ばれる状態になり、相手からプラスのエネルギーが入り込むのです。しかし、与えられるプラスのエネルギーが足りないと、与えている方もエネルギー不足になり、共倒れになります。
例えば、胸が痛く苦しんで亡くなった魂がそれをわかって欲しくて、誰か子孫のところに現れたとしましょう。その人も胸が痛み、嫌と言うほどその先祖(実際には先祖か誰かは分からない場合が多い)の苦しみがわかったとします。しかし、それでは共鳴状態のままであり、すぐに身体をもっている側はエネルギー不足に陥ってしまいます。そこで、ハイゲンキなどで真氣光のエネルギーを外から自分自身の魂に充電し、ご縁があった魂に光をお分けして、光の世界に旅立ってもらうことが必要なのです。