お盆に長男から夜に帰省するという連絡が来たので、起きて待っていましたが、真夜中を過ぎても帰って来ませんでした。
私は、「遅くなるなら連絡くらいくれればいいのに。社会人としても、どうなの?」と、とがめの気持ちがわいてきて、腹が立ってきました。
しかし、「待てよ。私はなぜ怒っているのだ?」と、ホワイトセラミックヘッドをコロコロしながら考えました。
そして「長男には長男の事情があるのだろう。私が心配しているだけなのだ。
その気持ちを伝えるだけで良いのだ」と気づき、気持ちがおさまりました。
結局、翌朝の10時位に帰って来ました。
眠くなったので、サービスエリアで仮眠するつもりが、朝まで眠ってしまったそうです。
私は怒ることなく、「何かトラブルがあったのかと、心配で眠れなかったよ。でも、眠いのを無理して運転して事故するよりは、無事で良かった。」と、穏やかに気持ちを伝えることができ、なごやかにお盆を過ごせました。
(三重県 Fさん)
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