今週の私は、日曜日に石川県は羽咋郡志賀町での真氣光研修講座から東京に戻り、名古屋、大阪とセッションで回って来ました。
今では何処に行くのも飛行機や新幹線で、寝ていれば連れて行ってくれますから、ありがたいことです。
ところで、今回の受講生の中には3月の志賀島、5月の安曇野、そしてこの6月の石川と、3つの研修講座を受講された方もいらっしゃいました。
これらの土地は、安曇族という大陸から渡って来た人達に関係が深い所だそうです。
私が真氣光を送ると、既に亡くなっている全く別人格の魂が、氣を受けている人の口を借りて、出てくることがあります。
今回の石川での研修講座でも、大陸をずっと歩いて来たので足が痛くてもう歩けないと言う魂、元もと居た人たちとの争いで傷ついた魂、中には騙されて連れて来られたという魂もいました。
「こいつに騙された、良い所だと言うから来る決心をしたのに、悔しい」と訴えるのですが、どうやら氣を受けている人の先祖に良いように言われたらしいのです。
昔ですから、別の所から違う場所に移動して来て住み着くということは、たいへんなことです。
電車や車、引越のためのトラックがあるわけでもありません。
今のような情報があるわけもなく、まったく見知らぬ土地に行かなければならないのですから、さぞかし「行くべきか止まるべきか」悩んだことでしょう。
悩んだ末に、渡って来ているということですから、それ相応の理由があったはずです。
確かに良いように言われたのかもしれませんが、きっと止まることもできなかったのでしょう。
私は、「そこに止まっていたら、もっとたいへんなことになっていたかもしれなかった。さらには今こうして光に出合い、楽になることができたのも、日本にやって来たからだ」と説明したのです。
最後には彼らも納得しれくれたようで「光が見えて来た」と言い消えて行きました。
時代が変われば移らなければならない理由も変わります。
食べ物を探して、土地を求めて…、上の位の人からの命令によって一族が動かなければならなかった、地位を追われて、戦に敗れて隠れるように…ということや、行き場が無くなって…ということもあったでしょう。
さらには来てはみたけれど、誰も居ないようなところですから、住みやすいはずはありません。
たいへんな苦労が待ち受けていたのだと思います。
日本の各地には、移り住まなければならなかった人の悲しい歴史があるものです。
研修講座を日本の各地で開催していますが、毎月そのような悲しい氣にも真氣光が届き光に変わっているのです。
(中川 雅仁)
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