ひとくち歳時記「処暑」

 「処暑(しょしょ)」は二十四節気のひとつで、今年は8月23日です。
「処暑」とは、暑さが終わるという意味です。
日中はまだまだ暑いですが、朝夕は心地よい風を感じ、暑さのピークは過ぎたかなと思える頃です。
夕暮れ時には夏に別れを告げる虫たちが鳴き始め、秋の気配を感じさせる頃です。
処暑には台風が発生しやすいため、「台風の特異日」と言われています。
因みに、「雨の特異日」は9月15日、「晴れの特異日」は11月3日と言われています。
日本では、台風のことを「台風○号」のように、その年の1月1日から発生順に番号を付けて呼びますが、海外では動物や植物、山や川など自然の名前が多いです。
また夏バテの時期でもありますので、夏バテ防止のため、食事や部屋の温度調節などにも注意が必要です。
(本社 加藤)
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