明るく素直に感謝の気持ちを伝える

 先日、私は会社の帰りに総菜でも買おうと、デパ地下に立ち寄ったのです。
本日最後の追い込み時間なのでしょう。
どこの売り場も活気があり、店員の皆さんが良い声を出しています。
私は、お腹が空いていることもあったからか、誘われるまま、あっちでも、こっちでもいろいろ買ってしまって、結局その日のうちには食べられないほどに・・・。
野菜を育てた人、物を作る人、運ぶ人、売る人、いろいろな人が、これらの総菜には関わっていますから、もったいないことはできません。
「お金を払って買ったから自分のもの、捨ててしまっても構わない」ということにはなりません。
感謝の気持ちをもって次の日にもいただいたのでした(笑)。
最近は、窓口で切符を買うこともありません、改札にも人はいませんし、誰とも何もしゃべらなくても、出張に行けたり、出勤できたりします。
新幹線や飛行機、途中で立ち寄ったカフェやスーパー、デパ地下でも、私はできるだけ会う人と言葉を交わそうと思うのですが、あちらも忙しそうですから氣を使ってしまいます。
せいぜい挨拶がわりに、できるだけ明るく「ありがとう」と言うようにしています。
そんなことから今月の氣配り画像は、「明るく素直に感謝の気持ちを伝える」という言葉を入れてみました。
感謝の気持ちを伝えるというのは、とても基本的なことなのですが、強力なプラスの氣を送れる方法です。
習慣にしてしまうと、何も難しいことはありません。
「良い氣を自分から発するから、良い気が周りから集まる」という法則を実践するには最もチャレンジしやすいことかもしれません。
しかし、これが自分の身近な人となると、とても難しくなるものです。
いつも顔を合わす家族、仲の良い友達、職場の人や上司など、敢えて口にしなくてもいいという甘えがあったり、いつもして貰うことが当たり前になっていることがあるのです。
さらには、相手の嫌な部分が少しでも頭の片隅にある場合などは、感謝すべきところなのに、素直に感謝の言葉など出て来なくなるものです。
素直な気持ちというのは本来の自分自身の魂の気持ちであり、素直になれない自分を感じる時には、マイナスの氣の影響を受けている結果だと考えるとよいでしょう。
マイナスの氣は、自分が辛いので、その気持ちを分かって欲しくて、その人が不幸なままでいてほしいのです。
良い氣とは無縁になってほしい、つまり感謝の気持ちなど伝えてもらうと困るという訳です。
ですから、そのような時こそ、明るく素直に感謝の気持ちを伝えるということが大事です。
どうしても難しい時には、「何故できないのか?」とマイナスの氣に意識を向け真氣光を受けることなのです。
(中川 雅仁)
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