「小雪(しょうせつ)」は二十四節気のひとつで、今年は11月23日です。
北国から雪の便りが届く頃ですが、まだ本格的な冬の訪れではありません。
日射しが弱くなり、紅葉が散り始める頃で、イチョウや柑橘類は黄色く色づいてきます。
またこの頃、それまでの寒さが打って変わって暖かな日射しに包まれた陽気になる時があります。
そんな日を「小春日和(こはるびより)」と言いますが、何日か暖かい日が続くと、春の花が勘違いして咲き出すこともあります。
小春日和の早咲きは、帰り花、忘れ花、狂い咲きなどと言われます。
因みに小春日和を、北アメリカでは「インディアン・サマー(インディアンの夏)」、ロシアでは「バービエ・レータ(婦人の夏)」と呼ばれています。
(本社 加藤)
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