先週真氣光レッスンがありましたが、ある質問の答えに次のようなことをお話ししました。
「誰かに真氣光を送ってあげる際の氣の中継量は、氣を送ってあげる人が、真氣光と洗心を実践することで中継量が多くなるものですから、真氣光研修講座に参加した皆さんは、いろいろ努力して、多くの人に氣を送ってあげてください」というような内容です。
それは、私がこれまで氣を送ることで体験した、いろいろな霊的な現象から分かったことですので、今日は少し補足して説明します。
私が1992年に初めて研修講座に参加した時、研修では私も他の参加者と一緒に先代に氣の中継を教えて貰い、気功師というものになったのですが、「大丈夫かな、とんでもないものが出てきたらどうしよう」と不安になったものです。
というのは、真氣光を送っていると、氣を受けている人の口を借りて、全く別人つまり体を失った魂が話を始めることがあります。
氣を受けている人も自分自身で何故こんなことを言っているのだろうと思うのですが、口が勝手に動いてしまうという「霊的な現象」です。
しかし先代は、「自分に手に負えないものは出てこない」と、よく言っていました。
私は、「そんなものか、心配することはないんだ」と単純に思い、それ以上のことを特に考えることなく氣を送って来たものです。
しかしある時、よく考えると、「手に負えないものは出てこない」というのは、そのように見守ってくれている何らかの存在があるからだということが分かったのです。
これまで多くの「霊的な現象」に遭遇してきましたが、そのような体験をさせて、何かを気づかせたいという、大いなる意志が働いているようなのです。
それは、まず氣を受けている人が自分で反応するのですから、そこから「こんなことがあるのか」と気づくということがあります。
しかし、そればかりではなく、氣を送っている側にも、周りに居る人にも気づかせる、さらには周りに居る人をも使って気づかせるということがあるからなのです。
それは真氣光のエネルギーを送ってくれている存在のもと、もっと身近な所で見守ってくれている守護霊のようなプラスの氣、その中にはマイナスからプラスの氣に変わったという存在の応援もたくさん加わっています。
辛い気持ちを何とかして子孫に伝えたいと思っている先祖の魂が出てくることもありますし、強い恨みを持っている魂が出てくることもあります。
それらは、それを見守るプラスの氣のたくさんの応援があるからであり、「手に負える」氣の範囲が広がるということなのです。
(中川 雅仁)
[menu][次へ]