心配させるマイナスの氣

 10日に東大の合格発表があったと報じられておりました。
幼稚園から大学まで、世の中の受験シーズンもそろそろ終わり頃でしょうか。
受験生ご本人も大変でしょうが、受験生を抱えたご家族の方々も気を使うことが多かったことでしょう。
私も「受験日に合わせて氣を送って下さい」という遠隔真氣光の申し込みをいろいろ受けていましたので、ご家族の気持ちが良く分かります。
受験や入学に始まり、クラス替え、就職、人事異動、引越と、この季節は心配や不安といったマイナスの氣が多くなる時期だと思います。
 私は、工学博士の故関英男先生の洗心の指標に基づいて、氣を下げない心の持ち方について真氣光研修講座で説明しております。
マイナスの氣の影響を受けてしまう感情の中に「心配心」があります。
先々のことを考えて、今できることを着々とやっていけることは、とても重要なことです。
しかし、先々のことを考えているようで、それがただの心配事になってしまい、今の生活もままならなくなってしまうことがあります。
人は生きる上で、この先何が起きるかわからない不安から、必要以上に心配したり、どうしても良い方に考えられないといったこともあるものです。
そして、その不安を打ち消すために、いろいろな事をしようとするのです。
しかし、その不安というマイナスの気持ちだけで動いてしまうと、その思考と行動もマイナスの氣の影響を受けているので、なかなかうまくいかずにプラスの結果にはなりにくいのです。
 事の始まりは、その心配であっても、それをプラスに変えることはできるのです。
その時にどうすることが良いのか、マイナスの感情だけで物事を判断していないか、自分以外の他のためになっているのか、などを客観的に見て考えられているかが重要なのです。
得てして、その人の為だから私はこんなに心配していると思っていても、よく考えてみると自分がこうして欲しいだけかもしれないし、自分が心配したくないだけかもしれないのです。
何が良いことなのかを少し冷静に考えることは、とても大切なことです。
そしてもう一つ、どうしてもそのように自分の感情がマイナスに傾いてしまうようなことがあれば、それは何か自分とは別のエネルギー(マイナスの氣)の影響を受けていることもあるのです。
そのような時には、何かが影響を与えているかもしれないと、真氣光を受けながらそれを意識してみることです。
それを続けることで少しずつマイナスの氣が消え、自分の気持ちも変化していることに気づくのです。
ただ心配するのではなく、それらのことをしっかりと考え行動することが大切です。
(中川 雅仁)
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