父の病気のお蔭で家族が一丸となった

 今年に入り年老いた父に軽度の認知症の症状がみられるようになりました。
母一人ではとても世話が大変で、そのストレスから母もパニックになりヒステリーを起こすことも頻発するようになってきていました。
別居している家族で交替しながら面倒をみることにしましたが、どうしても何をやってもまともにできなくなっている父にみんなで厳しく接してしまい、家族も世話疲れからイライラが募ってきているところでした。
以前から父も母も氣は受けていましたが、それほど真剣ではありませんでした。
父の病気のお蔭で、今まで以上に家族で氣を受けたり、ヘッドを当て合ったりすることができるようになり、また家族がどのように父と接したらよいかということも学ばせられ、何かあったときにしか顔を合わせていなかった家族が、みんなで協力して父の世話をするようになれました。
(Mさん)
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