プレゼントに迷い・悩む?

昨日は新宿で無料体験会があり、久しぶりに街中を歩きました。この季節、どこもクリスマスの飾り付けが賑やかで、デパートのおもちゃ売り場も活気があります。私には子供がいないのでわかりませんが、プレゼントを買うのは大変だろうなと思うのです。先日新聞を見ていて「ペットにクリスマスプレゼントを贈る飼い主は全体の6割」を発見。食べ物やおもちゃのほか、「長い時間遊んであげる」という飼い主もいるそうです。「遊んであげる」程度であれば出来そうですが、私には何かを買うというのは難しいかもしれません。お恥ずかしい話ですが、私は一番身近な家族である妻にもプレゼントをあげたことがありません。これを分析してみると、物を買うのが苦手なのだとわかります。その時に何を買ったらよいか「迷う」ことが原因で、だんだん「悩む」のが面倒になるのだとわかります。電気製品など性能を比較できるようなものは問題ないのですが、感覚的な要素が入れば入るほど悩みは増大し、結局その難問に耐えきれなくなって「面倒だから最初から考えない」というふうにしているのだと思います。ちなみに私の父である先代は、「迷う」ということとは正反対な、大胆な買い方をしたものでした。記憶にあるところでは、和菓子屋に行き「ここからここまで全部くれ」と言ったり、トラックで青森から鉢植えを売りに来ていたおじさんから「トラックにあるもの全部」を買ったり、庭にちょっとした家庭菜園を作ろうとしていた母を見て、大変そうだからと近くの農家のおじさんに頼んで庭全部にトラクターを入れてしまったり(畑が広くなりすぎて後で野菜の世話が大変に…)「もう少し考えれば良いのに」と思うことが度々ありました。周りの人は大変なんですが、本人にはなんの迷いも無く気楽なものです。私は、よくいろいろな悩みの相談を受けます。洗心の御法度の心に、「迷い」という項目があります。私は、どこから考えて良いかも分からなくなり「迷う」のは御法度だと思うのですが、よく考え悩むのは決して悪いことではないと思うのです。筋道を立てて考えれば考えるほど「迷う」ことがなくなり、自分のとるべき姿がはっきりしてくるから決心できるということになります。そして決心できると、迷わせて邪魔をしていたマイナスの氣は完全に浄化され、その分だけ上からの応援も届きやすくなるのです。氣を知る以前、私は迷ってばかりいて先に進めないタイプでした。しかし真氣光のおかげで、だんだんそれがなくなり、考え、決心し早く行動できるようになったと思うのです。しかしプレゼントの件では、まだまだ悩みが足りない(笑)ということでしょう。