どんな時にも楽しい心を忘れない

 今日から岩手での真氣光研修講座が始まります。
我が家を出て約5時間半、私は昨日夜、会場に到着して受講生の皆さんをお迎えする準備をしました。
震災後初めての東北地方での研修ですから、たくさんの真氣光のエネルギーが届くようにと願っております。
 震災からの復興のためにと、日本各地はもとより世界中、いろいろな人達が尽力していること、地元では、音楽やスポーツ、お祭りや各種のイベントなど、たいへんな体験をしていながらも、明るく前向きに生活している様子が新聞やテレビを通して報道され、逆にこちらの方が感動と、勇気や希望をいただきます 。
 私たちに起こることは、辛いことや、病気、災害、事故など、いつも良いことばかりではありません。
暗く、長く、苦しいトンネル中に入ってしまい、息もできないと、もがいてしまう時は、とても苦しいものです。
でもそんな時にこそ、もがき苦しむのを休んで客観的に今の状態を見てみることが重要なのです。
休むことで少しの余裕ができ、現状は変わらずとも心の状態が少しずつ良くなっていくのに気づくでしょう。
そして絶対に、こんな状態が長く続くはずはないと心に言い聞かせ、笑っていたときの自分を思い出すのです。
このほんの少しのプラスの氣が大切です。
これを手放すことなく、少しずつ増やしていけばよいのです。
この時、すぐに結果を求めてはいけません。
そうすると「まだここが駄目だ」「まだまだ大変だ」「何も変わらない」など、目先の苦しみに目が向いてしまい、増え出したプラスの思いを忘れてしまうからです。
忘れていいのはマイナスの思いであり、思い出し増やしたいのはプラスの思いです。
 そしてその時、外から何かそれを助けてくれるようなことをすると良いでしょう。
音楽やスポーツ、趣味のこと、テレビのお笑い番組、自分が少しでもプラスの思いになることなら、どんなことでも良いのです。
そのような努力を忘れないでください。
決して苦しいこと、悪いことはそう長くは続かないのです。
またそこから抜け出すのも自分次第と言うことなのです。
自らの力を信じましょう。
これはもれなく誰にでも与えられている力なのです。
ただそれを多くの人が忘れていたり、気づけなくなるときがある、ということだけなのです。
 真氣光のエネルギーも応援してくれています。
最初はそのような努力がなかなかできなくても、徐々にできることが変わってきます。
自分自身が楽しい心になれることで、真氣光のエネルギーが相乗効果のように働くのです。
(中川 雅仁)
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