嫌な時、苦しい時の「いいとこ探し」

 真氣光を以前からやってくれている会員の方から「主人の嫌なところばかりが目について、どうしようもなく苦しくなります」という相談を受けました。
これは、職場の上司、友人、家族や親戚など「主人」という対象を変えれば、いろいろな人にも当てはまる出来事かと思いますので、少し説明したいと思います。
このような場合、ご主人を嫌だと思っている自分に対しても嫌気がさしたり、悲しくなったりするものです。
つまり、人の欠点ばかりが気になってしまう時には、自分の良い所も見つけられないものです。
いかがでしょうか?
 本来、欠点が気になるというのは、逆に言えば相手を良くしたいという向上心の裏返しのはずです。
だから全ては学びと考え、そのような自分が何か良く出来ることはないかと工夫して行動できれば、自分自身の心がすっかりマイナスに傾いてしまうこともないはずなのです。
しかし、気になってしまい、どんどんマイナスの思いが浮かんできたり、相手の人に対して常にマイナスの感情が湧いてきてしまう時は、何かマイナスの氣が関係していることがあるということなのです。
そしてそれは相手の人ではなく、自分に強く関係しているマイナスの氣つまり霊的な存在であり、あたかも悪いのは相手の人だと断定したくなるように仕向けられるのです。
このような状態は、マイナスの感情が湧いてくるから、マイナスの氣をさらに引きつけ、気持ちが落ち込むほうに向いてしまうというマイナスのループなのです。
 だからそのループから抜け出すには、まず自らの良い所を探すことです。
これは、一見全く関係がないように思われますが、実は深く関係していることなのです。
なぜなら、マイナスの気持ちを起こさせ影響を与えて得をするのは、そのようなマイナスの気持ちを持った霊的な存在たちだからです。
だから、たとえ理由や原因が誰かであったり、何かであったとしても、そのマイナスを増やさないことが重要で有り、さらにそのマイナスをプラスに変える努力をすることが自分にとっても大切なことなのです。
どんな時にも真氣光をしっかり受けて、「いいとこ探し」をするという基本を忘れてはいけません。
 真氣光を続けてくれているからこそ、自分のマイナスの気持ちにも気がついて、苦しくなることがあるものです。
そして、そのようなことが起きると知識の上では分かっていても、いざその渦中に居る時には、マイナスの氣の影響だとなかなか気がつかないものです。
ですから、センターや気功体験会でいろいろな人と話をしたり、研修講座にも参加して、気づくチャンスを増やしていただくとよろしいでしょう。
(中川 雅仁)
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