感性を磨く時代

 先日の新聞に「一番幸せなのは、どの世代だと思いますか?」というアンケート結果が出ていました。
世代別(各世代100 人)に聞いたところ、20代の46%、30代の54%が「親、祖父母の世代」を挙げたということです。
30代の人にとって親や祖父母の世代ということは、多少の違いはありますが戦時中から戦後の混乱期つまり全く物の無い時代を経験した人達が当てはまります。
若い人達にとっては、「たいへんな時代はあったのかもしれないけれど、今は幸せそうだ」と感じるのでしょうか?確かに今の世の中、物質的には豊かになっていますが、いろいろな問題が山積みで、それらばかりが気になって気持ちが暗くなっている人が増えているようです。
物は増えても幸せとは言えなくなってきているのが現状なのでしょう。
 私はこういう時代だからこそ「感性を磨く」ということが大切になってくるのだと思うのです。
つまり人にとって本当に良いもの、すなわち人が持っている生命エネルギーを増やせるもの、皆が幸せになれるものを見つけ、さらにそのようなことを考え出せる力が大切なのです。
今のこの世の中、そしてこの地球からは、もはや良くない物やマイナスのエネルギーを取り去ることは不可能です。
だから今そしてこれから大切なことは、人が本来持っている、生きるため、成長するための感性を磨き、次の世代に受け継いで行くことなのです。
 私たち人間は進化しています。
進化とともに感性も鋭くなってきているのですが、良い物や良いエネルギーに心を合わせることがなかなかできずに、増えてしまったマイナスの物に気を取られ気持ちを揺さぶられて、立ち往生してしまい、前へ進めなくなっているのです。
つまり進化した感性を、いたずらに弄ばれているようにも思えるのです。
 しかし逆に言うとその繊細な感性を小さな良いこと、一つひとつに合わせていけることで、この地球は進化していけるのだと思います。
小さな良いこととは微細なエネルギーが放たれていて、それは人の意思や感情といった今まで続いてきたこの地球上にある粗いエネルギーとは違い、より進化したものが放っているのです。
ですからキャッチするには、少々「訓練」が必要です。
 真氣光研修講座では、真氣光のエネルギーを集中的に受け、様々な行法や講義を通して、人が本来持っている感性を「磨く」ということを行っているのです。
今年もまた来週の埼玉・浦和を皮切りに神戸、湘南、愛知・・・と毎月開催します。
たくさんの人に感性を磨いていただき、自分自身の生活をプラスに変え、周りの人さらには後生の人を幸せの方向に導いていただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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