ミラーニューロン

 時々、妻がテレビに向かって大笑いしている場面に遭遇します。
「お気に入りの番組」がいくつかあるようですが、その一つに「ホンマでっか!?TV」という番組があります。
先日たまたま私も一緒に観ていると、『頼み事の前に「手をつないだ写真」を見せると協力してくれる可能性が大』という調査結果があるとのこと。
番組では、ミラーニューロンといって相手の行動を見ると自分も同じ脳の回路が動くことがあり、それによるものだと説明しておりました。
他人が手をつないでいる写真によって、自分も仲良くする方向に脳が動き、頼み事に自然に協力したくなるということなのでしょう。
 自分自身の肉体には何の関係もないのに、悲しいテレビドラマに涙したり、怖い場面でハラハラ・ドキドキ、映画が面白いのは主人公に自分を置き換えているからだとも言えます。
思いやりの元とも考えられる脳の活動・ミラーニューロンは、精神の発達によって形成されるもので、さらには神経回路を入れたり切ったりすることで相手の気持ちがわかるはずの私たちが、戦地で人を殺すようなこともあり得るということです。
私は、マイナスの氣の影響によって神経回路が誤動作するようなこともあるのではないかと思っています。
このミラーニューロンの研究は、20年ぐらい前から始まったもので、まだまだ新しい研究分野だとか。
もっと研究されてテレビゲームやテレビ番組に生かされると凶悪犯罪や事件が減る方向に向かうように思います。
 ところで、このような私たちですから、相手の気持ちがわかることで、辛さが増してくるということもあります。
先週の大型台風はあちらこちらに甚大な被害をもたらしました。
被害に遭われた人たちの気持ちを察すると、自分まで心が痛くなります。
さらには、今年3月の大震災によって、全国の人がまだまだ強いストレスを感じていると思います。
 私は、これまでたくさんの人に氣を送ることでわかったことは、相手の辛い気持ちをわかろうとすることは大事なことであり、さらには自分が真氣光というエネルギーを受けることによって、相手や他のいろいろな人にも光が届き、それが希望に繋がる可能性があるということです。
わかってあげられることで、人の為に一生懸命になれるものです。
そしてその分、氣を送るホースが太くなり、宇宙からたくさんのエネルギーが届けられるのです。
ミラーニューロンを持つ私たちだからこそ、真氣光のエネルギーが生かされるのだと思います。
最後に気がつきましたが、テレビを観ながらの妻の大笑いも、私のミラーニューロンを刺激するようでありがたいことのようです。
(中川 雅仁)
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