大東亜戦争の終戦から80年、2015年4月天皇皇后両陛下がペリリュー島へ慰霊に行かれてから10年目の年に公開された事の意味は深いものがあり、我々の事を忘れないで下さいというメッセージの様な気がします。
私達日本人は、戦時中の本当の出来事を教えられていません。
良い事も悪い事も日本という国の歴史なのに。
戦争を美化する事は出来ませんが、パラオの国民は大の親日国です。
それは当時の日本人や兵隊さん達がパラオの人々を大切にしてきた証拠だと云えます。
映画の中で、兵隊さん達が家族からの手紙を読んでいるシーンは感動的でした。
兵隊さんにも家族があり守るべき大切な人がいたのです。
現在の我々と何一つ変わらないのです。
ペリリュー島での戦いは、激戦で多くの兵隊さん達が亡くなっています。
この映画を観て、亡くなられた方々に少しでも真氣光の光が届けばと思います。
現パラオ共和国(ペリリュー島は共和国の一つの島)は、第一次世界大戦で日本が戦勝国になり、当時の国際連盟の植民地統治監督制度により1920年に日本の委託統治領に割り当てられたのです。
日本による統治は欧米諸国の植民地政策と違い、治安も良く綺麗な街並みに整備されたとの事です。
尚、アンガウル州ではパラオ語、英語と日本語が公用語になっています。
世界で唯一公用語として日本語があるのが、パラオ共和国のアンガル州なのです。
(栃木県 Hさん)
(映画:シンエイ動画株式会社 出版社:白泉社 原作:武田一義)