今週の火曜日まで、東京センターでの2泊3日の真氣光研修講座を開催しておりました。 今回は緊急事態宣言が発令されたこともあり、東京センターで受講する人を最小限にして、オンラインがメインの研修となりました。 私と龍村先生も一部を除いてオンラインで参加するなど、これまで以上にオンライン化が進んだ研修でした。 以前でしたら、私が自宅から講義をするなど考えてもみなかったことでしたが、SASにとっても大きな収穫となりました。 参加者の皆さん、ありがとうございました。
ところで、研修講座で使う行持集の中に、「ネイティブ・アメリカンの祈り」があります。
2011/5/27のこのニュースでも紹介しておりますが、以前ニューヨークでのセミナーで、この「祈り」を知り、行持集に掲載するようにしたものです。
内容を紹介しますと
「おお、偉大なる霊(スピリット)よ。風にその声を聞けしもの。
そして世界に生命を授けたまうもの。私の願いを聞きたまえ!私は小さく弱きもの。
あなたの強さと叡智を求めている。
・・・<中略>・・・
私は強さを求める。私の兄弟より偉くなるためではなく、私の最大の敵である己自身と闘うために。私がいつも清い手とまっすぐな瞳であなたのもとに向かう用意ができるように。
そして夕日が沈む如く私の命が尽きるとき、私の魂が恥じらいなくあなたの元に行くことができるように」
と、あります。
「自分の最大の敵である己自身」と言っているのは、自分に影響を与え、魂の輝きを妨げているマイナスの氣です。 その影響を受けると、良いことは分かっていたり、しなければいけないのに行動できない、素直になれない、苦手意識などの他、「洗心のための指標」にある「マイナスの氣を引き寄せやすい心」が多くなります。 たとえ誰かのせいで嫌な気持ちになるような時にも、自分にマイナスの氣が無ければ、それに気を取られることはありません。 また、どんなにたいへんな問題に直面しても、マイナスの氣の影響を受けなければ、沈着冷静に最小限の被害で難局を乗り越えられます。 どんなに強いストレスも適度なストレスに変わるのです。 この祈りの内容は、自分に影響を与えているマイナスの氣が分かっている場合にも、いつもは隠れていて何かの時に現れるマイナスの氣の場合にも、どちらも手ごわいものですから、偉大なるスピリットの強さと叡智を求めるというものです。
私は講座で「洗心のための指標」の「プラスの氣を引き寄せる心」に分類される「強く」を解説していますが、己自身に潜むマイナスの氣に気がつき、それに打ち勝とうとすることが大事です。 真氣光もそれを応援してくれるのです。