小さないいとこ探しで自分を変えよう

 真氣光研修講座では、多くの時間を使って「いいとこ探し」を実践しています。
今回は、敢えて自分で小さな目標をつくって、それができている自分を認めるという「いいとこ探し」について説明します。

 うまく行かないこと、失敗や不幸な出来事があると、つい自分には何もできないという気持ちが強くなります。
マイナスの氣とは、変わりたくない暗いエネルギーですので、その人が良いほうに変わらないよう邪魔をします。
私たちは、行動できるだけでも光のような氣のエネルギーが高まるのですが、小さな成功体験を積み重ねることで、どんどんマイナスの氣の影響が遠のき、プラスの氣の応援が受けやすくなるのです。

 もう少し解説しますと、私たちは決心して行動にうつす際に、その行動をするかどうか考えます。
考える際に、「面倒臭いな」とか「きょうは止めてもいいかな」など、その時々の身体の調子や感情ともリンクして、マイナスの氣が作用するのです。

 ですから、小さくても確実に達成できる目標を設定し、それを実行できたことを認めていくことが、より少ない労力で効果的に行動して光を増やすことにつながります。
このように考えると、小さな目標による「いいとこ探し」は、マイナスの氣への挑戦ということになりますが、下記のような工夫をすることで成功しやすくなります。

 1. まず確実にクリアできそうな目標を決めます。
具体的な行動、時間、回数を明確にするのがポイントです。
例えば、最初は「家族にありがとうを必ず1回言う」から始め、徐々に数を増やしていきます。

 2. 実行したら必ず記録します。
例えばカレンダーや日記を利用して、「何をしたか」に加えて「どう感じたか」なども書き留めると良いでしょう。

 3. 記録の最後に、「今日もできた」「よくやっている」など、肯定的な言葉を添えます。
この声かけが、プラスの氣を呼び込む鍵となります。

 また、できない日があっても、諦めないで再度始めることを重視します。
さらには、過去を振り返って「やり遂げたこと」を思い出します。
「なぜ達成できたのか」を考え、自分自身のどんな行動や姿勢が結果につながったのかに注目します。
そして、今抱えている問題にどう応用できるか考えることで、「あの時できたのだから、今回もできるはず」という自信が生まれます。

 強いマイナスの氣であっても、ハイゲンキを使い続けることで、少しずつ変わっていきます。
さらには小さないいとこ探しで、一歩ずつ理想の自分へと近づいていきましょう。