「また同じことで怒ってしまった…」「夫や子どもにイライラするのはなぜだろう?」といった感情が繰り返し起こることはありませんか?一度マイナス感情が生まれると、どんどん負のループに陥ってしまうことがあります。 これは氣の観点から説明すると、マイナス的な感情に陥ると自分から発せられるマイナスの氣の波動的同調作用によって、周りにマイナスの氣が引き寄せられるからです。 昨年7月にお話しした「洗心の指標をもとに内省しよう」では、既に受けているプラスやマイナスの氣の影響について解説しましたが、今回はもう少し深く掘り下げてみましょう。 例えば、Aさんは毎朝、通勤電車で「今日も混んでいるな、嫌だな」という感情が湧きます。 この時点で軽いマイナスの氣を引き寄せ始めています。 会社に着くと上司から「例の件はどうなった?」と聞かれ、「また責められる…」という不安がさらにマイナスの氣を呼び、昼食時には「自分はダメな人間だ」という思考パターンに陥ってしまいます。 このような負のループを断ち切るために、1日の終わりに振り返りの時間をつくりメモなどで記録するのです。 ①その日マイナス感情になった場面を書き出す(いつ・どこで・誰と・何をしていた時か) ②その瞬間に感じた感情を具体的に記録する ③なぜそのような感情が湧いたのか、マイナスの氣を引き寄せるきっかけを探る ④過去に同じパターンがなかったか振り返る ⑤自分特有のマイナスの氣を引き寄せる傾向を見つける 例えばAさんの場合、「混雑した場所」「上司からの質問」「責任を感じる場面」がマイナスの氣を引き寄せるきっかけだと分かります。 このようなパターンが見えてくると、「あ、このあいだもこうだった!またマイナスの氣を引き寄せそうになっている」と気づけるようになり、対策が立てられます。 まず、マイナス感情に気づいたら、真氣光を受けることです。 そこに関係しているかもしれないマイナスの氣が意識できたり、少し強めの氣が受けられると効果的です。 氣グッズや氣中継装置を利用するのも良いですし、朝7時と夜9時から20分間、私が氣を送っている時間がありますので、それを利用するのも良いでしょう。 プラスの氣の応援が働いてラクになったり、自分がマイナスの氣に引っ張られる傾向が見えてきて、きっかけを防止できるようになったりします。 前回の「洗心の指標」による内省が、過去と現在のマイナスの氣の影響を知る作業だとすれば、今回は未来のマイナスの氣を予防する実践的な方法です。 両方の組み合わせで、より効果的にマイナスの氣を遠ざけ、プラスの氣の応援が受けられることでしょう。