気分を変える言葉はありますか?

 昨日から神戸での研修講座が始まりました。
参加者42名の中には、仕事や家庭問題などのストレスで、相当に疲れていた方もいたようです。
私は、疲れるのはマイナスの氣(邪気)に憑かれるという語源からきているのでは?と思っていますが、そういう時はなかなか前向きな気持ちになれません。
愚痴や不平・不満がついつい口をついて出てくるものです。
あまりマイナスの言葉を発していると、周りにあるマイナスの氣が同調して集まってきますので、余計たいへんになることがあるものです。
私も昔に比べれば今はずいぶん改善されましたが、それでも「参ったナー」などと今でも口にしていることがあり、それに気がついたら氣を受けるようにしています。
 研修二日目の朝は皆で輪になって集い、何か自分の中で気づいたことを発表する時間を設けております。
皆さん気づけて良かったことを発表されますので、その言葉から話す側にも、聞く側にも自然にプラスの氣が集まりやすくなるわけです。
発表できることで気分が変わるのですが、たいへんな時は気分を変えたい・変えようという発想にもなりません。
しかし何回も受講されている方の中には、自分から変えようと、辛い時にも努力して発表される方がいらっしゃいますが、それには私も感心してしまいます。
 ところで以前、新聞に「気分一新 自分を元気づける言葉」と題して、厳しい状況に直面したり気分が乗らなかったりしたとき、自分を元気づけたり気持ちを切り替えたりする言葉をインターネットで聞いたというアンケート結果が出ておりました。
1位は「なるようになる、なるようにしかならない」だったそうです。
2位「まあいいか、気にしない」、3位「人は人、自分は自分」と続きます。
皆さんは、どんな言葉をお持ちでしょうか。
昨年沖縄で研修講座がありましたが、朝のいいとこ探しの時間に参加者のお一人が発表してくださった「なんくるないさー(なんでもない)、大丈夫」は10位に、先代がよく言っていたような言葉「人生に無駄はない」は8位にありました。
 良くない気分を引きずっていても、何も良いことはありません。
少しでも自分から気分を変えようとすること、真氣光のエネルギーを受けながらそれをしようとすることが大切です。
マイナスの氣の影響を強く受けている時には、気分を変えようと思うこともできません。
まず、そのような時には氣を受けることで心に余裕を作り、マイナスの氣と自分を分離させる必要があるのです。
また周りの人も少しでも気分を変えられるように言葉を使って助けてあげられると良いのです。
しかし、これも心に余裕が無いとできません。
どちらの立場でも、日頃から真氣光の充電を心掛けたいものです。
(中川 雅仁)
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