プラスのことばを多くしよう

 最近の息子は、電車、救急車を見ると「あっ」、取ってほしいものを指して「え、う」、美味しそうなものを見ると「お〜」、「あ」行の言葉を発しています。
先日、ふと目をやると、箱からティッシュペーパーを全て出して辺りに撒き散らし、「あ〜あ〜あ」(語尾が下がる)を連発していました。
彼が何か悪い事をしているときに、私がそう言っているのを覚えているのでしょう。
しかし、「あ〜あ〜あ」はマイナス言葉です。
口から発する言葉にも氣があり、マイナス言葉にはマイナスの氣が集まると、私はいつも説明しているのですから、大いに反省です。
 誰でも経験があると思うのですが、つい「疲れた」「もうダメだ」「ついてない」…こんな言葉を発してしまいます。
私も疲れている時や、嫌なことがあった時には、ついネガティブな言葉が口から出てしまいます。
マイナスの氣を集めるネガティブな言葉は、まるで呪いのように、私たちの心や体を蝕み、行動力を奪ってしまいます。
逆に、プラスの氣を集めるポジティブな言葉は、まるで魔法のように、私たちに勇気や希望を与え、行動力を高めてくれます。
既にマイナスの氣の影響を受けているから、マイナス言葉を言ってしまい、更なるマイナスの氣を集めてしまうということもあるでしょう。
 ネガティブな言葉を断ち切るためには、まず自分の言葉に気づくことが大切です。
私のように周りの人が間接的に教えてくれることもあります。
そして、「あ、またネガティブなこと言っちゃった」、そう気づくだけでも、意識は大きく変わります。
これはダイエットと同じで、まずは現状を把握することから始まるわけです。
 自分の言葉に気づいたら、次はそれをポジティブな言葉に変換する練習をすることです。
 例えば、「疲れた」→「よくやった」、「もうダメだ」→「これからだ」等々、少しの工夫で変わります。
最初は抵抗があるかもしれませんが、意識して続けることで、自然とポジティブな言葉が口から出るようになるはずです。
 「そんなこと、現実逃避だ」、そう思う人もいるかもしれません。
確かに、現実の悪い部分を見ないようにすることは危険です。
氣の観点からは、現実を直視した上で、マイナスの氣を遠ざけるために、そこからどうすれば良い方向に進めるかを考えることです。
ネガティブな言葉をバネにして、改善策を見つけたり、行動力を高めたりすることが重要なわけです。
 言葉は、私たちの思考や感情、そして行動に大きな影響を与えます。
「プラスのことばを多くして」、プラスの氣の応援を受け、未来を輝かせましょう!