先日の真氣光メンバーズの集いに寄せていただいた「いいとこ探し」では、「断捨離しています、不要な物を全て捨ててスッキリしたい…」というお便りを読ませていただきました。 皆さん、年末の大掃除のシーズンですが、順調に進んでいますでしょうか?
我が家といえば、大掃除どころか普通の掃除もままならない状態です。 今朝も息子が、たくさんの紙おむつをあちらこちらに、ばらまいておりました。 大きな箱に入れたオモチャ達も、アッと言う間に床一面に散らかります。 仏壇の鈴を鳴らすのが好きで、どちらかに持ち出してしまって見当たらなくなっています。 こんな風に荒れている我が家を少しでも綺麗にしたいと私も片づけるのですが、そのうちに「オイ、オイ、何とかしてよ〜」と言いたくなるところです。
思い出すのは、真氣光研修講座で差し上げている行持集にある【清掃行法の誓い】ー「ただいまから私は、清掃行法を行わせていただきます。 この清掃行法を通じて、心と生活の清めを誓います。 清い心とは求めない心です。 他に自分を捧げる心です。 一切のものに感謝する心であります」です。
これは、心と生活の清めを誓うという点、特に心の清めを誓いの言葉にしているところがポイントで、「清い心とは、求めない心です」と言っています。 掃除を通して「他(人)に求めない心」を育むというところがミソですね。 つまり掃除が、自分自身と向き合う時間であり、部屋を片付けながら自分の心の内面を見ていくこと、それを習慣化するというわけです。
つい掃除をする時、「汚さないでよー」とか、「もっと手伝ってほしい」「何で私がやるの?」と周りの人に求めがちになるものです。 さらには日頃「こうして欲しい、こうなって欲しい」「ああだったら良い」「あのせいでこんなことになった」と、他に求めてしまうことはたくさんあります。
氣の観点からみると、いろいろなことは自分自身と、その周りのプラスやマイナスの氣によって、現象となって目の前に現れるとも考えられます。 マイナスの氣が働いるから不平や不満に思う事が増え、特に口から出せば、よりいっそうそれは増えるし、逆にプラスの氣の応援が働けば自然に良い方向に進むのです。 そのように考えると、自分の氣を高め、プラスの氣が働きやすくすることが大事ということでしょう。 他に求める気持ちを少なくして、感謝心を多くできれば、自分の心が平穏になり、より幸せになれるというわけです。(私も大勉強中です)
次の日曜日は東京から真氣光メンバーズの集いを配信します。 いいとこ探しや質問があれば、ぜひお便りください、お待ちしております。