愛知研修に親子で参加されていた方が、お揃いの色違いの帽子、洋服を着られていたのを見て、「お母さん、娘とお揃いでうれしいだろうな」と思っていました。 研修から帰って2日目に、以前、私が着ていたコートやはいていたズボンを見て母が「それいいね」と言ったので、あげたり、同じものを買ってあげたこともありました。 母が亡くなって遺品整理をしていた時に、裾上げされたそのズボンが出てきて、涙が出ました。 3日目には、お弁当を買って両親と一緒にランチを食べたり、母の誕生日にお寿司を買ってお祝いしたこと、両親を我家に招きフラワーアレンジメントをプレゼントしたこと…その日が母に会った最後の誕生日になったことを思い出し、また、涙が出ました。 今回の研修で21回目の参加です。 内観で『母にしてあげたこと』を思い出す作業を何回もやっているはずですが、今まで一度も思い出せませんでした。 やっと、両親と過ごした日々の記憶を取り戻すことができました。 (愛知県 Mさん)