息子が生まれて5ヶ月が経ち、彼の自由奔放な行動にも少しずつ慣れてきました。 しかし、まだまだ想定外な出来事も多く、その度に心が大きく乱れます。 先日は子どもが熱を出し、私たち夫婦は大騒ぎしました。 慣れていないものですから、お恥ずかしい話です。 妻が子どもの世話に忙しくなり、ストレスが溜まり、家の中は掃除もままならず、食事は持ち帰りの惣菜に頼り、夫婦の関係も悪化しました。 まさしくマイナスの氣にやられたという感じです。
しかし、真氣光の手助けがあったのでしょう。 被害は最小限に止まり、結果的に以前よりも、夫婦間のコミュニケーションが改善して、私も妻への協力が以前よりはできるようになった感じが(今のところは)しています。 雨降って地が固まる、という言葉の通りです。
ところで私が、氣を送ることで出てくるマイナスの氣の中でも重たいものに、光になることを諦めているマイナスの氣があります。 本当は辛く・苦しく、相当な我慢を強いられているのに「このままでいい」と言うのです。 二言目には「変われるはずがない」「今さら」「無理だ」「私なんかが」…自暴自棄になっている印象です。 すっかり暗い方に引き込まれてしまっていて、光の方へ進めることが想像もできないのです。
そのようなマイナスの氣の影響を受けると、私たち自身の考えも諦めモードになるものです。 人に伝えようと努力せず、「どうせ理解してもらえない」と思い込んだり、何かできないか?と考えることもせずに人のせいにしたり、何も努力することなく「無理だ、無駄だ」と思ってしまいます。 研修講座では内観法の講義の中で石井先生が、よく「猫に犬になれ」というようなもので、人は変えられないという話をしてくださいます。 人ではなく自分の考えや行動を変えることなのですが、前述のマイナスの氣の影響を強く受けてしまうと、これが全くできません。 つい人や周りのせい、直面している出来事のせいにしてしまいます。
このようなマイナスの氣は、かなり暗く深いところに隠れているような存在ですから、今に始まったことではなく、昔々からいろいろなことで影響を受けていたかもしれません。 しかしそれも真氣光を続けていると、少しづつ氣の充電が進み、マイナスはプラスへと変わりやすくなるというものです。 ですから、もし諦めモードな自分を発見したら、それを意識して何か努力することで、真氣光のエネルギーが届きやすくなります。 いきなり大きく変われなくても、少しずついいとこ探しをしながら進むことで、やがて大きな飛躍に繋げれられるのです。