言われた・言えないとマイナスの氣

 私たちは、夫婦や家族、職場の仲間や上司、友達等々、人間関係に悩むということが多いものです。
でも、その人間関係のお蔭で、嬉しいことや楽しい事、喜びもたくさん感じられ、自分自身を大きく成長させることができるというのが、私たち「人の間に生活している人間」ということなのでしょう。
ですから、できるだけ悩みあることも、そこから学びにして良いことにしたいものです。
 私などは口が重いので、意志の疎通が言葉無しにできると、どんなに便利なのかと思いますが、思ったことがそのまま伝わってしまうのも少々困ったことになりますから、やはり言葉を通して、しっかりとわかり合えるようにする「努力」というものが必要ですね。
 よく皆さんから聞く言葉に関するトラブルを考えてみると、大きく二通りだと思います。
一つ目が、誰かに暴言を吐かれて、それによって苦しめられたということです。
二つ目は逆の立場で、言いたいことが言えずに苦しんだり、悩むということです。
この場合、暴言でも何でも言えればスッキリするのに、周りの人のことを考えすぎたり気を使いすぎて、自分から言葉に出せなくて苦しむということです。
 どちらの場合も、氣の観点から考えると、マイナスの氣の影響を受けていることが考えられますので、それを考慮しながら真氣光を受けることによって、悩みが少なくなるのではないかと思います。
 一つ目の場合ですが、暴言を吐いている人は、たいていマイナスの氣の影響を受けているし、聞かなければいけない人も、その影響を受けています。
つまり、暴言はマイナスの氣によって言わされているし(ですから言ったことを忘れていることもあります)、それを聞いて落ち込むようにさせられているわけです。
このような場合、気にしないようにすることなのですが、そこが自分の弱いところだから気になり、マイナスの氣が付け入ってくるわけで、それに負けないためには何をしたら良いかを考えてみることです。
 二つ目の場合は、言いたいと思っている自分の魂が、口という体の一部を使えないということですから、そのまま放置すると、ますますマイナスの氣の影響を受けて、氣のエネルギーが落ちる方向になります。
まずは、誰か聞いてくれる人に話せれば、思っていることを口に出来るわけで、マイナスのループから抜けやすくなり、肝心な人にも言えるようになることがあります。
自分は何を気にしているのか、なぜ気を使っているのかを考えてみることです。
 どちらの場合も氣を受けながら、自分を見つめることで、そこに関係しているマイナスの氣が変わりやすくなりますので、真氣光をうまく使ってほしいと思います。