月刊ハイゲンキ1月号の巻頭対談を大変興味深く読みました。
私は数年前、子守唄のレコーデイングをした時の事を話している夏川リミさんを、テレビでみました。
吹き込みは、世界の子守唄ばかりを集めたもので、何度も繰り返し録音をしている時、ある曲になると体が左右に揺れだしたそうです。
その唄になると、きまって動き出す体をなんとも説明できず、彼女は、お母さんにそのことを話したそうです。
「その唄は、ばあちゃんがいつもあなたを寝かしつける時、だっこして唄っていた唄だよ。」と言う答えでした。
私はテレビを見ながら、深い所で眠っている無意識が、何かのきっかけによって反応する不思議に、そして子守唄の大切さに深く感動したのです。
対談では、「心のこもった子守唄は、世の中を変える救世主」と言っておられましたが、改めてそう思った事でした。優しい子守唄で、ねんね出来る幸せな赤ちゃんが、どうぞ世界中にいっぱい増えますように。
(Mさん)
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