すべては変化している

 私は各センターで「中川雅仁の氣のお話と氣の体験会」という無料体験会を開催しています。
初めての人に氣を分かってもらうのは、なかなか難しいものだといつも思います。
見えないエネルギー・氣というものがあり、心の状況に応じてマイナスの氣、プラスの氣が発せられるということ、それに同調して周りから同じ氣が集まるということを最初にお話ししています。
例えば「笑う門には福来たる」というように、「笑うというプラスの氣を出せることでプラスの氣が集まり幸せになれるのです」というようなことです。
私は誰にでも分かる話だろうと、この「笑う門には・・・」をよく使っていましたが、先日新聞を読んでいてびっくりしました。
この言い伝えを聞いたことがない人が4割、知っている人は6割、そのうち1割弱はこの言い伝えを気にしないということなのです。
これはインターネット調査会社が四月下旬に実施したもので(有効回答数1032)、年齢層はわかりませんから若い世代ということかもしれません。
最もポイントの高かった言い伝えは「ご飯に筏(はし)を突き立ててはいけない」という言い伝えで、これを気にする人は7割を越え、2割が聞いたことがないということでした。
 新聞では、親から孫へと代々語り継がれてきた言い伝えというもので、核家族化で伝承も途切れがちだが、それでも現代生活に根付いたものが少なくないとの内容でした。
良い言い伝えは残していきたいものだと感じたのですが、一方では変わっていくことも仕方がないことで、私も初めての方への体験会などでは、さらに良い説明を考えなければと勉強になったのでした。
 宇宙から伝えてくることには、この宇宙に存在するものは全てが変わっていくものであり、宇宙の成長は立ち止まることが無いということですから、常に変化していくのは当然なことなのでしょう。
人が変わっていくのですから、変わらないと思われる伝統なども少しずつ変わっていっており、だから続けられているということなのだと思います。
 そう考えると、周りがすべて変わっているのだから、自分が変わらないのは辛いことです。
自分自身を常に変化させるよう努力していくことで、その結果、徐々に自分が変わって幸せになるのだと思います。
宇宙から真氣光のエネルギーがそれを後押ししてくれます。
そしてさらには、この真氣光というエネルギー自体も強いプラスの氣に変わっていくのは当たり前のことであり、それに波動を合わせられるよう私も日々真氣光を受けながら、精進しなければと思うのです。
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