残り時間を知り気合いを入れる

 私は、乗り物に乗りながら原稿書きをよくしています。
だらだらやっていると、なかなか仕事が進まないのに、時間を意識しながら「あと何分のうちにやるぞ!」と思うと、気合いが入るから不思議なものです。
これも心や意識というものが、氣に関係している事例だと思います。
先日、「あー疲れた、でも良くやった」と、焼き鳥屋に行った話を書きましたが、忙しい日が数日続いたような時には、「これが終わったら温泉に行こう、残り1時間!」と、私は自分に言い聞かせます。
東京にも数カ所温泉があり、泉質が良いかどうかは分かりませんが、広い浴場や露天風呂は身も心もスッキリするものですから、これも馬の鼻先にニンジンをぶら下げる効果ということでしょうね。
 ところで、科学的・医学的にも、「あと10分」などと残りの時間を知らせることは、報酬感によって反応する脳の部位が活発化し、疲れを感じると活動が大きくなる部位の働きが低下して、「意欲が増し、疲れを感じなくなる効果」が認められているそうです。
また、ある研究では、作業のゴールが見えるとドーパミンというホルモンの分泌によって、火事場の馬鹿力のような効果が出るという報告もあるそうです。
 私は、氣と体と心は、繋がっていると、よく説明しています。
「気合いが入る」とよく言いますが、自分の意識を強く持って体を使おうとすることで、心が発するプラスの思いが周りからプラスの氣を集め、その人自身の見えない光のような氣が増え、邪魔をするように働くマイナスの氣の影響を少なくすることが出来るのだと思います。
日頃から真氣光というプラスの氣を外から取り入れていると、マイナスの氣が離れ易くなりますので、さらに効果を発揮することでしょう。
ですから、真氣光を受けながら、仕事や家事、勉強などにも、この「残り時間を知り、気合いを入れる方法」を利用していただきたいと思います。
 さらには、真氣光を受ける時にも、この方法は有効です。
センターなどで氣を受けている時にも、「あと何分しっかりと受けよう」と思うことで、集中力が増し、氣の吸収力も上がることでしょう。
これは、遠隔真氣光で誰かに氣を送ってあげるような時にも、同じ事が言えます。
しっかりと集中できることで、長い時間を要しなくても、たくさんの氣が送られるということがあるものです。
自分なりに意識の仕方、気持ちの持ち方を工夫してみてください。
 12月に入りました。
一年を振り返り、今年出来なかったことは無いでしょうか?残り一ヶ月です。
もしあれば、来年早々から好スタートがきれるように、気合いを入れて少しでも、今年のうちにチャレンジしてみることです。
(中川 雅仁)
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