女性特有の冷えとマイナスの氣

 「中川雅仁の今日も一日い氣い氣ラジオ」10/29放送分では、だんだん寒くなってきたので冷えの話題にしようかと、スタッフの佐久間郁子さんと話をしていたのですが、私にとってちょっとした発見がありましたので、きょうはその話にしたいと思います。
冷えと言っても私などは、お腹の脂肪が溜まっているところが若干冷たい感じがする程度で、いつも手足が熱く、特に足などはいつも裸足でいたいほどなんです。
しかし、特に女性は足や手など体のあちらこちらに冷えるところがあるようで、しかもいつも冷たいのに、いつものことだから、それを特別に冷えとは感じていないということもあるようなのです。
 私は、冷えもマイナスの氣の影響があると、これまでもお話ししてきました。
それは、体が冷えるという人に氣を送り、その人から出てきた魂の話から分かったことで、海や川など水の中で亡くなった、あるいは寒いところ、例えば雪の中や山、シベリアなどに抑留されて亡くなったなど、そのような人が自分の辛さ、無念の思いを分かって欲しくて、寒さを伝え訴えていることがあるからです。
 今回、話をしている中で、「田植えで足が冷たくなる」という話から、私の頭の中に、女性がとても苦労している姿が想像されました。
昔は、男性ばかりではなく女性も重要な働き手でしたから、特に他家から嫁いできた若いお嫁さんは、新しい労働力としてずいぶん期待されたことでしょう。
農家なら畑仕事はもちろん、炊事、洗濯、掃除、さらには育児と、やらなければいけないことがたくさんあったはずです。
もちろんゴム手袋や温水など無いですから、素手で冷たい水を使わなければならないでしょうし、住宅事情も悪いうえに十分に身に付ける防寒着なども無い時代ですから、体のあちらこちらに冷えを感じ、そのようなたいへんな状況から、辛い悲しい思いを抱えたまま、亡くなっていった人もいたことでしょう。
さらには以前2002/11/28号で書きましたが、他家から嫁いで来て姑に冷たくされ、光を失い暗い魂となってしまった人の話のように、冷たくなった手足や体ばかりではなく、心がとても冷たくなってしまったことが大きな原因となり、光を失ってしまった人たちも多いのではないかと思うのです。
 このようなことが女性特有の冷えに関係していることがあるかもしれませんので、思い当たる人は、まず冷たさを感じるところにヘッドを当てながら、自分自身に冷たくなっている心はないか?と意識を向けてみましょう。
もしかしたら、分かって欲しい誰かが関係しているかもしれません。
ヘッドを利用して、あちらこちらの冷えにスポットを当てていただきたいと思うのです。
(中川 雅仁)
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