敬老の日を前に思い出す祖父の言葉

 次の月曜日は、敬老の日ですね。
今週の「今日も一日い氣い氣ラジオ」では、私の祖父の話になりました。
父方の祖父は、2004年95歳で亡くなりましたが、整体・指圧マッサージを主として、歩く健康雑学辞典のような東洋医学の治療家として、亡くなる直前まで活躍していました。
先代の時代はもとより私の代に変わっても、真氣光研修講座に来て、会員の皆さんに氣をお分けしていましたから、知っている人も多いのです。
私を含め家族中が、いろいろなことを教わりましたから、よく家族の間でも話題に上ります。
思い出す言葉も、いろいろあるのですが、その一つに「言いにくいことは、最初に言いなさい」という言葉があります。
祖父の目から見て私は、言いたいことが、なかなか言えない孫だと思ったのでしょうか?社会人になってから言われたのですが、「祖父もいろいろなことを体験して得たことなのだろうなぁ」と思え、良く覚えているのです。
 今よく考えると、氣の観点からも大事な言葉だと思うのです。
言いたいことがあっても、相手と話しているうちにマイナスの氣が邪魔をするように働いて、その人の決心を鈍らせるということがよくあるものです。
決心して話すということは、結果の善し悪しに関係無く、その人がその先の進路を自分で決めるということです。
悪い方向に引っ張ってやろう、回り道をさせてやろう、幸せの方向に進まないようにしようと、画策をしているマイナスの氣に隙を与えないということです。
少々勇気のいることですが、「エイ・ヤーッ」とばかりに気合いを入れられるのは、話の最初だけかもしれません。
私も、社会に出て、いろいろな場面で、この言葉を思い出す時がありました。
サラリーマン時代に任された仕事が上手く行かず上司に報告した時、サラリーマンをやめると決心した時、今のこの会社を任された時、そしてそれからも、良いことばかりではありませんから、言いにくいことがたくさんありました。
 また、この言葉は、人からのお誘いや要求の話にも応用が利きました。
真氣光を取り入れると、ご縁のある話や人・事柄も良いことが多くなります。
しかし、ここで間違ってはいけないことは、舞い込んで来るのは全てプラスのことと勘違いしてしまうことです。
自分の意にそぐわないこと、本心から喜べないこと、聞いてもピンと来ないこともたくさんあります。
その時に、自分が進むべき方向は、流されずに自分で決めることが大事であり、相手にヘンな希望を持たせないためにも、早めに「はっきり断る」ということです。
理由など特に必要ありません。
相手との良好な関係を考え過ぎると言いにくいことですが「ごめんなさい」と言うことなのです。
(中川 雅仁)
[menu][次へ]