先代が亡くなった後、私はいろいろな人に、あちらこちらで真氣光という氣のエネルギーを送ってきました。
既に20年を越えましたが、どれもこれも私にとっては貴重な体験の積み重ねです。
この氣を受けると、咳やあくびが出たり、時には涙が出ることもありますし、そのような体に表れる反応ばかりではなく、その人に影響を与えている霊的な存在が、氣を受けている人の口を借りて出てくることもあります。
しかし、何故そのような反応が出るのかということを、私は、ある時期まで深く考えたことはありませんでした。
先代の話では、「体の中にある悪い波動(マイナスの氣)が口から外に出ることがある」ということでしたから、「反応はマイナスの氣の影響で、勝手に出てくる自然現象だ」とぐらいに思っていたのです。
しかし、ある時期から、考え方が変わりました。
いろいろな反応は、それを出させている存在があるということなのです。
つまり、「何とか分からせよう」、「気づかせよう、気づいて貰いたい」という意図を持った何ものかのコントロールの結果ということなのです。
ではなぜ、そう言えるのでしょうか?
これまで、たましいの話として、既に亡くなった人が氣を受ける人から出てきて語ったことを説明しました。
例えば、自分のために人の体を利用しようとする魂、恨みを持っているために苦しませようとする魂、特別な意思もなく良く分からないまま引きつけられた魂等々、これらの中には、とても暗く重いマイナスの氣もありましたが、真氣光のエネルギーを送るうちに、すべては「光が見えて来た」と言って消えて行ったのです。
どんなにたいへんな反応であっても、「必ず時間とともに収束していく」ということです。
これは、いつものことなので当然だと思いがちですが、決して当たり前なことではありません。
つまり、マイナスの氣の反応が出てきた時点で、強く大きなプラスの氣の存在のコントロール下にあるということなのです。
私たちは、マイナスの氣の反応が出てくると、マイナスの氣のことしか注意を向けられなくなる傾向にありますが、その蔭には、このような絶対的なプラスの氣があるのです。
同じように、真氣光を知るようになったことも、真氣光を何か信じてみようと思った体験も、氣中継器ハイゲンキを購入するようになった経緯も、プラスの氣の大きな影響と言えます。
そのように考えると、真氣光というエネルギーは、ただ宇宙に漂っているものではありません。
気づかせたい、人として成長して欲しい、という意思を持って送られてくるのです。
(中川 雅仁)
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