人の親切が有難い

 夏休み最後の週末ですから、何処かにお出かけするというお宅も多いのではないでしょうか。
昨日から富士山での真氣光研修講座が始まりました。
私は、車で研修会場のある富士吉田まで来たのですが、途中トイレ休憩に立ち寄ったハイウェイパーキングで、財布を落としてしまいました。
混雑している中、直ぐに拾ってくれた方のお蔭で難を逃れましたが、似たような話を先月のこのニュースにも書きました。
私が銀行に財布を忘れてきてしまった話です。
今度は完全にズボンのポケットから落として歩いていたようです。
若い女性が、ずいぶん後ろから走って来て「落としましたよ」と、声を掛けてくれたのです。
本当に親切な人がいるものです。
2度あることは3度あると言いますが、3度目は、財布を落としても出てこないかもしれません。
守ってくれようとするプラスの氣も、私のあまりの注意力の無さに「守りきれん」と愛想を尽かすということもあるでしょう。
自分のうっかりミスを大いに反省すると同時に、人の親切がとても身に染みて、私も誰かにお返しの親切をしたくなったのでした。
 ところで「親切」の語源について調べてみました。
親切は、中国の言葉で、「親」は親しい人、「切」は刃物がじかに当たって肌身に応えるという意味で使われ、身近にいてぴったりとくっついている人と言う意味があったそうです。
私が小さい頃、先代は、私をあちらこちらに連れて行ってくれましたが、行く先々で何か人に親切を…という、人の喜ぶ顔が見たいというタイプでした。
「人に親切をすると気持ちが良いものだ」と、よく私に教えてくれたものです。
近年、脳科学の分野でも神経物質の解明が進み、人に親切をしたときには“オキシトシン”という物質が分泌され、温かくていい気分にさせてくれるということが分かっているそうです。
このときに生まれる「いい気分」こそ、ストレスを解消し、健康を守るカギになります。
“幸せ物質”とも呼ばれるオキシトシンには、思考がポジティブになる・人との絆を感じ、幸せ感が得られる・血管、心臓によい・消化器のはたらきがよくなる等、さまざまな効果があるそうです。
まさしく良い氣を周りに与えられることで、自分にも良い氣が集まるということがわかります。
 良い氣とは無縁だという方も、真氣光研修講座や氣中継器ハイゲンキ等を利用して、まず自分に宇宙からの真氣光のエネルギーを取り込むことで、自然に氣の環境が変わり、周りにも良い氣が届きやすくなります。
日頃から真氣光を十分に受け、自分の心に余裕をつくり、「親切」など人にも良い氣のお裾分けを心掛けたいものです。
(中川 雅仁)
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