自分の居場所は自分で作る

 会長セッションが終わった後、何人かの方で集まって一人の方にハイゲンキをしてあげておりました。
どうもその方は、ご主人のことが、とても嫌なようです。
本心からではないとは思いますが、「最初から好きではなかった」とか、「結婚するべきじゃなかった」という話まで飛び出します。
皆さんでハイゲンキをしながら、「そういう所は理解があるんじゃないの」から始まり「私のところなんか・・・」まで、それぞれのご主人の話で盛り上がり、その方を慰めているような、勇気づけているような話題で持ちきりになりました。
皆、いろいろあるけれど、一生懸命やっている、そのお蔭で、その人の魂は光を増し、周りに放たれた氣のエネルギーが、ご先祖のような魂たちに光を与えているのだと思うのです。
しかし、これは家庭だけの話ではなく、学校や職場、どんな所、つまり環境にも関係していることなのでしょう。
 私たちは、日々何となく違和感を感じて、ここが本当の居場所ではないと感じることがあるかもしれません。
「もしかしたら自分は、こんな所ではなく、もっと自分に合った良い所、希望通りの居場所があるのかもしれない」と、思うことがあるかもしれません。
では人はいつも、誰でも、自分の思い通り、希望通りの生き方ができるものでしょうか?むしろそうでないことのほうが、大半なのかもしれません。
だから人は、そうなれるために努力するのです。
では、何となく違和感を感じながらそこに居て、生活をしているということはどういうことなのでしょうか?もし、とても辛くたいへんな状況ではないとしたら、それは自分がすべきことがまだ見つからずに、行動に移せていないからではないでしょうか?「何か違う」と、足りないものだけに目を向けていては、その違和感は埋められることはないでしょう。
今、居る所で、自分は何が出来るのかを考えてみることです。
絶対に何かが、まだ出来ていない何かが、あるはずです。
それを少しずつできることで、その違和感は消えていくのです。
そしていつの間にか、そんなことは心に浮かばなくなるでしょう。
自分の居場所は、自分で作るのです。
与えられた場所で自分の居場所を作るのです。
それには、そこにあるエネルギーを味方に付けることです。
自分のためだけではなく、そこにある物や人たちのために何ができるのかを考え、行動することです。
それにはもちろん、真氣光のエネルギーを利用して既に体をなくしている方達のためになるということも、とても大切なことなのです。
(中川 雅仁)
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