身近な人は、とても大事

 真氣光研修講座で、私が最初にお話をするのは縁の話です。
偶然のように集まり4日間を一緒に過ごすことになった人達、不思議ですが、お互いの氣づきのために必要な方がご一緒して下さるということなんです。
そして、いろいろな講義を通して、祖父母、親兄弟、友人、上司や部下・同僚、など、ご本人の身近な人達に意識が向けられるようにしています。
なぜなら私は、人間というものは縁を介して、人と人との間で魂が磨かれるような仕組みになっている、だから体を持って生まれてくると思うからです。
そして、縁のある方たちに良い氣が発せられれば、よりお互いに成長できるのです。
しかし、マイナスの氣が邪魔をして、なかなか直ぐには良い思いを向けられないもので、参加者の皆さんには真氣光のエネルギーをどんどん受けていただくというのがポイントなのです。
 人は一人では生きていけないものです。
もちろん一人で暮らすという意味ではありません。
一人で暮らしていて誰の世話にもなっていないと思っていたとしても、たった一人でこの地球上に存在することは不可能でしょう。
また、あることを自分一人で成し遂げたと思っても、やはりそれには多くの人が直接的に、または間接的に関わっているのです。
だから、それに気づいて感謝することができれば自分自身とても成長できるのです。
 感謝することが良いからと言って、この宇宙、地球、そして自然に感謝するということではなく、ここで大切なのは、今まで生きてきて自分と関わってくれた多くの人達に対して、素直に感謝ができるかどうかということです。
自分がとても頑張って良い結果が出せたことや、自分の手柄と思えることでも、そこには必ず誰かが手をかしてくれている、そのことを忘れて自分だけの力と勘違いしてしまうと、傲慢になったり人を見下したりしてしまうのです。
そうならないために自分と関わってくれている人達、そして自分の意にそう、そわないは別として、してもらったことに目を向けて、そこから氣づきを得なければいけないのです。
 自分よりもはるか遠くの大いなる存在に感謝するのは誰にでもできることであり気持ちの良いものです。
しかし、自分にとって身近な存在や、関わりを持ってくれた人達には、いろいろな感情が邪魔をして、それができなくなることがあります。
その感情に目を向けて、一緒にプラスに変えていくことが、とても大切なことなのです。
このテーマは奥が深く、ある意味終わりはありません。
研修講座を受講する度に自分の意識をより深めること、さらにはご自宅でも真氣光を受けながら取り組んでいただきたいと思います。
(中川 雅仁)
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