1月11日(地方によっては20日)は鏡開きです。
鏡開きとは、正月に神や仏にお供えしていた鏡餅を下げて食べる行事です。
硬くなった鏡餅ですが、刃物では切りません。
木槌などでたたいて開くと言います。
「割る」や「切る」とは言わず、「開く」というのは、鏡餅には歳神様が宿っているからという説と刃物で切るのは切腹を連想させるからという説があります。
縁起の良い表現を使い、神様との縁を切らないようにという気持ちを表しています。
また鏡餅の割れ方で占いをする地域もあり、「鏡餅の割れが多ければ豊作」と言われています。
開く時に砕けた餅は細かいものもすべて残さずにぜんざいやお汁粉などに入れて食べることが大切です。
(本社 加藤)
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