心豊かに生きていこう

 昨日から浜松での真氣光研修講座が始まりました。
周りを森に囲まれた小高い丘の上にあるこの研修施設では昨年の夏にも開催したのですが、澄み切った青空と森の印象も秋ではまた一味違う感じです。
縁あって集まって来られた参加者の皆さんは、研修は初めてという方も何人かいらっしゃいましたが、20 年ぶり、10 年ぶり、一年ぶりで研修講座に参加したという方、中には「今年に入って二度目の参加です」と半年ぶりの方もいらっしゃいました。
前回の参加によって、自分の中で大きく変わるきっかけが得られて、「さらにもう一歩」と思われたとのことです。
 真氣光研修講座では、老若男女、いろいろな人が集まります。
今現在、とてもたいへんな問題に直面している人、少し余裕ができた人、昔はたいへんだったけど今は特に問題がなくなった人等々、朝の氣づきの時間(いいとこ探し)で皆さんの話を聞いていると、そんなことが分かります。
4日間の研修では、真氣光のエネルギーをたくさん受け、いろいろな縁ある人と学び合うことで多くの氣づきが得られるのですが、私は一言で言えば、それは人としてとても大事なこと、つまり心が豊かになれることだと思うのです。
 ところで、心が豊かになるとは、どういうことでしょうか。
私は、ある限られた感情だけで日々を過ごすのではなく、数多くの感情をもって物事に接し、いろいろな経験をしていくことで、心が豊かになるのだと思います。
だからもし、今とても苦しく、辛い気持ちで日々を過ごしていたとしても、それは無駄なことでは決してなく、それを経験することで、心が豊かになっているのだと考えるとよいのです。
そしてまた、真氣光を受けることで、その逆も必ずやってきます。
大切なのは、辛く苦しい感情、楽しく幸せな感情どちらの感情にも決しておぼれない事なのです。
客観的に冷静な自分を常に忘れずに、そこからできるだけたくさんのことに氣づき、どうする事が良いのかを考え行動することなのです。
より良く生きるために、毎日の生活の中で真氣光をしっかりと受け、それを心がけて欲しいのです。
また研修講座をはじめ各地のセンターや気功体験会では、真氣光を日頃から実践している人が集まります。
その縁ある人達が、また自分の心を豊かにしてくれるきっかけを作ってくれることでしょう。
たとえば自分が幸せな感情に包まれていても、辛い人の気持ちを感じ、涙することがあるかもしれません。
ご自宅で真氣光を受けるだけでも良いのですが、そのような機会を定期的に利用していただきたいと思うのです。
(中川 雅仁)
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